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イタリアより食とワインと山の魅力を

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1年以上
ミラノの郊外にすごいレストランを見つけてしまった!

昨年、イタリアの2大新聞のひとつ、Corriere della Seraに紹介された店。。。。気になってその記事を取っておいた。
昨日の朝、ふと気になってインターネットで調べてみる。
我が家からは車で30分ほど。。。。
こだわりのお肉屋さんが経営している店。外観は今一つ。。。。。
HPのお料理の写真、どれもこれもとってもお洒落。。。。
お肉屋さんがやってるから、地味な店かと思ったけど、どうもそうじゃないらしい。。。。。

ワインリストに至っては、すごい、の一言! 誰がソムリエか調べたら、なんと知り合い!!
Tripadviserを読むと、賛否両論。。。
どうしようか、行ってみる???

お店に入って、まず度肝を抜いたのが、これ!

DSC01646.jpg

解体した牛肉がぶら下がっている!!! 一瞬、本物かどうか疑ってしまった(もちろん、本物!)。

レストランの内部は、明るくて、広くて、お洒落!
一番奥は、こんな感じ。

DSC01667.jpg


メニュー。
http://www.ristorantemacelleriamotta.it/images/download/carta_01_2013_ita.pdf


何にしようか迷っている間に、付きだしのサービス。

DSC01647_20130327075934.jpg

トマトのコンフィが乗った脾臓のパテ入りミニサンドイッチ。フォアグラのムース。もう一つは、なんだか忘れちゃった。。。
できたての熱々のパンも来た。

ピエモンテ牛のボイルのミックスが目当てで来たのだけど、迷っちゃう。。。。
家人は、そのボイルセットを注文。

シャンパーニュが勢ぞろい、もちろんイタリアの貴重なワインも勢ぞろい、、、でもちょっと倹約して、ヴァルテッリーナのArpepeのSassella Stella Retica Riserva 2006を注文。

DSC01661.jpg

最初、ちょっとアルコール臭が気になったけど、ネッビオーロならではのエレガントさを持ち合わせつつも、男性的なワイン。
 
家人がオーダーしたボイル肉セットは、ネルヴェット(脛のコラーゲンの部分を4時間茹でたもの)とフェンネルのサラダからスタート。

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ネルヴェットは、牛のアキレス腱を4時間かけて茹でたそうで、普通は、透明でしこしこしてるのに、これは、筋の部分も入っていて、うす~くスライスしてあって、とても上品なお味。添えてあるスライスしたフェンネルも、果てしなく美味しい。
私が注文した前菜は、コテキーノ(豚の頭や頬肉で作った腸詰)のフライにボイルしたキクイモが添えてある。
トピナンブールと呼ばれるキクイモ。茹でたのを食べるのは初めて。

DSC01649.jpg

奥からワゴンを押しつつ登場したのは、こだわりの肉屋、ミラノ周辺で一番有名と言われる肉屋、そのオーナーであるセルジョ・モッタ氏。

DSC01666.jpg

各テーブルをまわりながら、細かい説明付きで、ボイル肉を欲しいだけ、サービスしてくれる。
まずは、筋、タン、肩ロース。ソースは、洋がらしソースと、プレッツェ―モロを主体としたグリーンソースと、ちょっと辛みのあるホースラディッシュソース、そしてモスタルドと呼ばれるシロップ漬けのフルーツとマスタードシード入りの甘辛のソース。ソースの味も素晴らしく、自家製だって言うのがすぐわかる。

DSC01660.jpg

セルジョオ氏は、家人にサービスしながらも、私が注文したビステッカのことも気にしてくれる。
我々2人に、同時にメインがサービスできるように、という気遣いがうれしい。

私が気にしないで、って言ったけど、彼のプロ意識が許さないようだ。
彼にとって、このボイル肉で一杯のワゴンは、彼の宝物であり、誰にも触らせない。彼自身がサービスする。

ビステッカが来るまでに、少しボイルも召し上がれっと言って、私にもボイルをサービスしてくれる気前の良さ!

おお、来た来た!私が注文したビステッカ!

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ピエモンテ牛を屠殺後、最低40日寝かした、お墨付きのステーキが、レアの状態で、熱々の石板に乗ってやってきた!
テーブルにさりげなく置かれたフランス産の塩と、シチリアのラグーザ産の、とんでもなく美味しい(レモンの葉の香り!)オリーブオイルが、肉のうまみを益々引き立ててくれる。

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家人は、サービスされたボイルを食べ終わり、腹ごなしの散歩も済ませ、さあ、第2段!
今度はコテキーノと頬肉、肩肉。
又、私にもサービスしてくれる。
コテキーノ!!! 豚の価値の低い部分を寄せ集めて作る腸詰なのだけど、シャンパンを入れて作ってるんだそう。口の中でとろけるこの美味しさ、、、、文字には表わせない。。。。

セルジョ氏は、石板にまだ残っているビステッカの脂身の多い切り身を見て、これはもう少し焼いたほうが美味しいからっと言って、その部分だけ厨房に持って行き、こんがりと焼き直して持ってきてくれた。

肉への、そしてこの仕事への情熱にあふれた人。。。
40歳ぐらいと思えるまだ若い彼。これだけ自分の仕事を愛していて、そして自分にも従業員にも厳しい人を見るのは、気持ちが良い!

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肉屋の2代目として生まれた彼。。。。お母さんは彼がお腹にいる時、サラミを食べ続け、出産する1時間前まで肉屋で働いていた!と笑って話してくれた。
レストランの壁には、彼の幼少時代の写真が並ぶ。大きな牛の手綱を持つ少年時代の彼のうれしそうな顔!
研修中の、一目で頑張り屋さんだってわかる日本人が、今日は解体作業をしたので、朝7時半から仕事をしている、と教えてくれる。明日の朝は5時起きだろう、と。
厨房で、お肉を少しでも粗末にすると、セルジョオに怒られる、とも。

メニューも、ちょっとこだわりがある。
前菜、内蔵や脳みそ、厨房で作る肉料理、炭焼きの肉料理、プリモ、付け合わせ、ドルチェ。

さあ、ドルチェだ!
家人のボイルセットには、こだわりの地元のジェラテリアの手作りジェラート3色盛りが付く。
私は、洋ナシのタルト。

DSC01668.jpg

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肉がメインのレストランだから、ドルチェ期待していなかったのに。。。。
こんなに美味しいドルチェ、食べたことない!!!
バターの味、程よい甘さ。。。。。

ミラノの町中には、大したレストランはない、と常日頃思っている私。
このお店は郊外だけど、車で、あるいは地下鉄とタクシーを利用しても行く価値あり。

まだオープンして2年しか経っていないけど、そのうち、めちゃめちゃ有名になること、間違いない。
値段も、とってもとっても良心的。
お肉が好きなあなた、、、、お見逃しなく!!!
イタリア中探しても、こんなお店、ここしかない!

もう24時間経つのに、まだこのお店の話をし続けている私たち。。。。

お店のHP、貼り付けます。イタリア語だけど。。。。
メニューも出てるし、ワインリストは、値段まで表示してある。
www.ristorantemacelleriamotta.it

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月下の蘭

1年以上

はじめまして。
GWに北イタリアに行き、5月初めにミラノで3泊します。
約15年振りです。
色々探していて、こちらのHPに辿り着きました。
紹介されたレストラン。
とーってもおいしそうで、是非行きたいと思います。
ありがとうございました。

返事 :

コメント

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作者:ワイン・チーズを通してイタリアの食文化を知る

イタリアより食とワインと山の魅力を

1986年よりイタリア在住の筆者がイタリアのワイン、チーズ、食文化をご案内します。イタリアソムリエ協会のソムリエ、イタリア人にとっても難関のオフィシャルテースター(Degustatore Ufficiiale)、そしてイタリアチーズテースター協会(ONAF)の資格を持つ食のエキスパートです。

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