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ミラノの日常 第2弾

6日前

四旬節に入り、復活祭に向け心静かに過ごしたいものだが、まあ毎日が忙しない。

 

それでも、聖歌隊の練習やら選曲で典礼音楽を聴いていることも多く、聖アゴスティーノは、”歌うことは2倍祈る”といったが、やはり祈るためには、言葉を理解し、噛み砕くというか丸呑みするというか、とにかく受け入れることが大切。でないと、心にも人にも祈りは届かない。

ところで、最近やたら歌っているのが、グレゴリオ聖歌。

グレゴリオ聖歌についてはいろいろな説があるが、古いグレゴリオ聖歌は中世盛期=8世紀~10世紀に作曲されたと考えられている。しかし、グレゴリオ聖歌はそれ以後もずっと作曲され続けてきた。新しい典礼文や典礼の改正などに応じて作曲されているからである。聖歌の呼称はグレゴリウスⅠ世(c.540-604、在位590-604)が関わっていたとされるのが所以である。

 

グレゴリオ聖歌は純粋に典礼音楽、聖歌であるが、単旋律で伴奏を持たず、また和音も持たない。

 

また、グレゴリオ聖歌の最大の特徴は「ネウマ」と呼ばれる独特の譜法で記譜されていること。現在の譜法とは似て非なるものであり、音高や音程も不明確。つまり口承は耳で覚える暗譜が前提ということか?笑

 

 

歴史的には、教会では男性および少年合唱によって、また修道会では修道僧、修道女によってグレゴリオ聖歌は歌われてきた。ちなみに歌詞はすべてラテン語が用いられる。それはローマ・カトリック教会では、第二ヴァチカン公会議(1962-65)まで公式典礼文はすべてラテン語が用いられていたからである。現在は典礼改革により全世界のカトリック教会では典礼文や聖歌にも各民族言語が用いられるようになった。

 

この典礼文の各民族語への改革が、グレゴリオ聖歌を典礼から遠ざけたようである。ただし、ヴァチカンの見解としては、依然としてグレゴリオ聖歌が典礼にもっともふさわしい音楽形態であると考えられており、カトリック教会の公的な音楽であり、賛美に最もふさわしいと思われているようだ。特に、コンセルヴァトリオを優秀な成績で卒業した音楽担当の司祭をもつ我がパロッキアにも、グレゴリオ聖歌が求められるのは、自然といえば自然の成り行きであろう...

 

でも、意味わかんないし、きっついのなんのって!

 

こちらは現在ヒーヒーいいながら勉強中のVictimae Paschiali Laudes 「過越のいけにえに」。聖週間の聖土曜日に歌う一曲。

 

 



Victimae paschiali laudes

Victimae paschali laudes       過ぎ越しのいけにえに

Immolent Christiani.              賛美をささげよ、キリスト者たちよ。 
 

Agnus redemit oves              子羊が羊を贖い。

Christus innocens Patri         罪のないキリストが父に

Reconciliavit                         罪びとたちを

Peccatores.                          とりなされた。 

 

Mors et vita duello                死と命とは戦い

Conflixere mirando,               驚くべき仕方でぶつかりあう。

Dux vitae mortuus                 命の王は、死ぬことで

Regnat vivus.                        生きて治められる。 
 

Dic nobis Maria                     マリアよ、私たちに告げよ。

Quid vidisti in via?                 あなたが道で見たものを。

Sepulcrum Christi viventis     生きているキリストの墓を

Et gloriam vidi resurgentis.    そして蘇られた方の栄光を、わたくしは見た。 

 

Angelicos testes                    証しする天の使と

Sudarium et vestes.               布と服を。

 

Surrexit Christus spes mea    私の希望、キリストは復活し

Praecedet suos in Galilaeam.  ガリラヤに行き、待っておられる。 
 

Credendum est magis soli      真を語るマリアを

Mariae veraci                         信ぜよ

Quam Iudaeorum                   嘘を語る

Turbae fallaci.                        ユダヤの群集ではなく。

 

Scimus Christum surrexisse    私たちは知っている。キリストが

A mortuis vere.                       真に死から立ち上がられたことを。

 

Tu nobis victor Rex                 勝利の王であるあなた、どうか私たちを

miserere.                                あわれみたまえ。 
Amen, Alleluia.                        アーメン(かくあれ)、アレルヤ(神を讃えよ)


少し祈りあたりは、ラテン語で言えるようになったほうがいいかな?と思い、教会ラテン語の本を引っ張り出してみた。ああ、また自分の首をしめる四旬節...



http://pietro.music.coocan.jp/storia/cantus_gregorianus.html

7日前

今日は木曜メルカートの日。

 

やっと春らしくなったミラノ。

しかも一気に来てしまった!という感も無きにしもあらず。

家の中に、蚊はいるわ、カメムシはいるわ。目に見えない何かが蠢いているようでそれはそれで恐ろしい。

 

さて、話は逸れたが、今日は自転車ではなく、徒歩でメルカートに出かけた。というのが、ついついたくさん買い物してしまうので、買い物のバッグが自転車のカゴに入りきらず、両腕、両ハンドル、そして卵も持っている分、ふらふら運転になってしまう。なので危ないのなんの!重いものを買う予定があったので、今日は徒歩で出かけた。

 

自転車では自転車移動で見えるもの、徒歩では徒歩移動で見える視点、気づきというものがある。もちろん、良し悪しは別として車での移動も同じことだろう。

 

要は、いかに気付けるか、心のアンテナを張り巡らせていないと目に入っても見えないものがある。心が曇っていれば、何も見えない。

 

今週は一気に暖かくなったので、レンギョウをはじめ、モクレンが近所の庭を埋め尽くしている。また歩道の脇もマルゲリータやたんぽぽがいっぱい。犬の糞があるから、気をつけないといけないが。

 

 たんぽぽ

 

花言葉は「真心の愛」。たんぽぽの花は素朴だが、他の植物が生きていけないような厳しい環境下でも生えていることが多い。見た目の可憐さからは想像出来ない、力強さに惹かれるものがある。

 

 私の所属する教会前の桜。桜の花言葉は、「優れた美人」「純潔」「精神美」「淡泊」。また、それぞれの種類ごとにも花言葉が付いている。

 

 隣のアパートの敷地内のモクレン。モクレンの花言葉は、「自然への愛」「崇高」「持続性」。

 

 サンシーロ脇の駐車場の桜とレンギョウ。花言葉は、「期待」「希望」「集中力」。

 

微妙に目が痒くなって来たが、それでも心が弾むものがある。

 

そこで、思い出した。子供達の補習校の教科書に「たんぽぽ」という詩があり、よく子供達と一緒に読んだ詩。

 

 

たんぽぽ   かわさき ひろし

たんぽぽが
たくさん とんで いく
ひとつ ひとつ
みんな 名まえが あるんだ

おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川に おちるな

 

たんぽぽを見かけると、どうしても声をかけたくなっちゃうんだな。

 

イタリアには「四季」があり、目を楽しませてくれる「春」もあるが、それは短く、あっという間に「夏」に突入する。来週末からいよいよ「夏時間」に切り替わり、日本との時差も7時間となる。

 

お〜い、ぽぽたんた!

来年も戻っておいで!

 

 

8日前

 

3月1日

La Quaresima è un nuovo inizio, una strada che conduce a una meta sicura: la Pasqua di Risurrezione, la vittoria di Cristo sulla morte.
四旬節は新たな始まり、確実な目的地、復活、キリストの死の勝利へ導く道です。

 

 

3月2日

Dio ci è sempre fedele e non smette un istante di volerci bene, di seguire i nostri passi e di rincorrerci quando ci allontaniamo un po'.
神は私たちに対し常に忠実で、たとえ私たちが彼から多少離れることがあったとしても、瞬時として私たちを愛することを、あゆみを見守ることや軌跡をたどることをやめることはありません。

 

 

3月3日

Il digiuno non è solo privarsi del pane. È anche dividere il pane con l’affamato.
断食は、パンを断つのみのことではありません。それは、飢えた人とパンを分け合うことでもあります。

 

 

3月5日

Gesù è l’amico fedele che non ci abbandona mai: anche quando pecchiamo, attende con pazienza che ritorniamo a Lui.
イエスは私たちを決して見放すことのない信頼できる友人です。また、私たちが罪を犯したとき、忍耐を持って彼の元に戻ることを待っていてくれます。

 

Chiedo per favore un ricordo nella preghiera per me e i miei collaboratori, che fino a venerdì faremo gli Esercizi Spirituali.
黙想会がおわる金曜日まで、私と私の仲間たちのために祈ってください。

 

 

3月10日

In questa Quaresima proviamo a digiunare non col muso lungo, ma col sorriso
この四旬節では、苦しい顔ではなく、笑顔で断食しましょう。

 

 

3月11日

La strada dall’amore all’odio è facile. Quella dall’odio all’amore è più difficile, ma porta alla pace.
愛から憎しみへの道は簡単です。憎しみから愛への道はより困難ですが、平和をもたらします。

 

 

3月12日

La Quaresima è il tempo favorevole per rinnovarsi incontrando Cristo vivo nella sua Parola, nei Sacramenti e nel prossimo.
四旬節は、み言葉、秘蹟、隣人の中に生きたキリストに会いながら新しくなる望ましい時です。

 

 

3月13日

Lo Spirito Santo ci guidi a compiere un vero cammino di conversione, per riscoprire il dono della Parola di Dio.
聖霊よ、神の御言葉の恵みにあずかるよう、回心の歩みを満たすよう私達を導いてください。

 

 

3月14日

Preghiamo gli uni per gli altri affinché sappiamo aprire le nostre porte al debole e al povero.
弱者や貧しい人に対し扉をあけることができるようお互い祈りましょう。

 

 

3月15日

La Parola di Dio ci aiuta ad aprire gli occhi per accogliere la vita e amarla, soprattutto quando è debole.
神のみ言葉は、とりわけ、弱い時に命を受け入れ、愛するための目を開くことを助けます。

 

 

PapaFrancesco@Pontefix_it

 

〜·〜·〜·〜·〜·〜·〜·〜

 

去る3月13日、パパ様は教皇選出から4年を迎えられた。

 

この4年の間に、パパ様は教会の改革、刷新を精力的に進められてきた。

 

2014-15年と2回にわたり、行われた家庭をめぐる世界代表司教会議(Sinodos)の実りを受け、昨年4月に、使徒的勧告 ”Amoris Letizia"(愛の喜び)を発表。

 

また、2015年12月8日から2016月11月20日まで「御父のように、いつくしみ深く」をモットーに「いつくしみの特別大聖年」を開催され、神の偉大ないつくしみを示すとともに、私たちもまたいつくしみを生きるようにと招かれた。私個人としても、ミラノの刑務所を訪問したり、聖年中の象徴的行事であった、マザー•テレサの列聖式に参列、在伊23年にしてやっと四大バジリカを訪ねることができたという忘れられない年となった。

 

その他、2016年2月には、キューバでロシア正教会のキリル総主教と会見、同年7月には”WYD•ワールドユースデイ”(世界聖年の日•クラクフ大会)のため、ポーランドを訪ねられアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪問されている。また同年10月には、スウエーデンを訪問し、マルチン•ルターの宗教改革500年を機会とするエキュメニカルな記念行事にも参加されておられる。

 

パパ様は、常に”andare nelle periferie",「外に向かう教会」、「常に歩む教会」の姿勢でおられ、私たち信徒も、パパ様に習い、自ら外に出て行く神様の子供、そして教会を代表した人間であるべきだと思う。改革の本質は、何よりも「心の刷新」。

 

こちらは、4年前に、教皇選出が決定され、人々の歓迎の感謝に対する挨拶の際、一番初めに発せられたお言葉。

 

「これから司教と民の、愛のうちにすべての教会をまとめるこのローマの教会の歩みを始めましょう。それは兄弟愛と相互信頼の歩みです。いつもわたしたちのため、互いのために祈りましょう。全世界のために祈りましょう。そこに大きな兄弟愛がありますように。」

 

司教が私たちを祝福される前に、主がパパ様を祝福してくださりますように。沈黙のうちに祈りましょう。

 

 

 

 

9日前

 

昨年、3キロほど杏をウオッカでつけて杏酒を作った。自分で言うのもなんだが、激ウマだった!そして、今回も夫に一滴も飲ませずに(どうせ甘いのは嫌いだし)一人で飲んでしまった!しかも、ほとんどロックで!

 

残った杏と残り少ない杏酒でゼリーを作ろうと思ったが勿体無い。もうこれは杏ジャムしかないでしょ?

 

残った杏に水を加え、火にかけ、アルコール分を飛ばす。スプーンとフォークを使って簡単に杏が潰れていくので、種を取り出し、もう一度火にかけ、甘さを見ながらレモン汁を加え、フードプロセッサーにかけるだけ。沸騰消毒した瓶に入れ、蓋をして粗熱を取る。

 

 

ちなみに、今回杏の種は処分してしまったが、この杏の種やびわの種には、ビタミンB17(アミグダリン)と呼ばれるガンを撃退する化合物が含まれている。自然療法の東城百合子先生によると、びわ種を焼酎につけ、びわ種のエキスを飲んだり、患部に塗ったりして、万能薬味酒ともなるということだ。杏の種でもできるのかな?

 

とにかくこれから、何かと持ち寄りの季節なのでパイを焼いたり、ヨーグルトやアイスクリームのトッピングにちょうど良いかな?

 

杏酒やめられません。笑

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12161332227.html

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11990897247.html

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11882621496.html

 

 

 

9日前

お天気が良くなってきたので、干し野菜を再開。

無駄なく美味しく作れる干し野菜。干し野菜にすると余分な水分が抜けて野菜の旨みが凝縮される。しかも、生状態よりもずっと日持ちがいいし、香りや栄養が増すのだから嬉しい限り。旬の食材をたっぷりと収穫して保存、きちんと使い切る昔ながらの知恵の一つであろう。

 

 

昨年は、ざるやまな板、お盆も利用していたが、夏休の帰国中、100円ショップのセリアでネットを購入。これがすごく便利。

 

 

また最近、仕事でミラノにいらした友人からもネットをいただいた。どんだけ作るの?笑

 

とはいえ、なんでも簡単に干し野菜が作れるから面白い。昨年ドライトマトを作ろうとしたが、意外にこれが時間がかかり、カビが生え始めてしまう物もあった。苦笑

 

毎年、夏のオラトリオでは、150人前後の子供たちのために、おやつにリンゴを切って食べさせているが、少なめに切っても余ってしまうことが多かった。昨年、もったいないので、全てスライスにして、外に干していたら、徐々に色が変わってきて、子供たちに「ケ•スキーフォ!」(気持ち悪い!)と言われた物だが、実際食べてみたら、美味しい!といった子供がいたことから、あっという間にどっとなくなったことがあった。この夏はこのネットが活躍するかな?

 

ところで、昨日、ごぼうと大根を干してみた。大根の方は、重なった部分が微妙にまだ水分を含み、柔らかいので、今朝も再び干している状態だが、昨夜はこのごぼうをつかって、玉ねぎとひき肉を入れ、柳川風にしてみた。めんつゆがないので、急遽昆布で出汁を取ってみたが、美味。玉ねぎを干してもいいかもね?

 

 

今朝は、再び大根とレンコンを干してみた。テラスが東と西側にあるので、日のあたる時間に合わせてネットを移動。苦笑

 

次はズッキーニかな?

 

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12149703227.html

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12153647100.html

ミラノの日常 第2弾

作者:ミラノのそふぃあ

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで19年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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