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ミラノの日常 第2弾

57日前


この夏、帰国中は図書館で奥田英朗氏の著書ばかり借りて読んでいた。数年前も「寝ても覚めても奥田英朗」の時期があったので、間違えて既に読んだ本も数冊あった。


また、Bookoffでもよく立ち読みをした。カトリック関係と読みたかった本だけ購入。


その1冊が、石川真理子女史著作の「女子の武士道」。彼女のブログは好きでよく読んでいたが、いきなり消えてしまっていた。


ところで小学校卒業時、先生方にメッセージをサイン帳に書いて頂いた。当時の教頭先生の「芯のある女性になりなさい」と言うメッセージは常に自分に問う課題であった。凛とした強い女性ってことかな?と。


この本書は、世の中を良くするのも悪くするのも女次第だというほど、男は社会に出て働く一方で、女は妻として母として家を守り、男が何も心配せず仕事ができ、次世代の担い手である子どもをきちんと育てる。土台は全て女である。という理念のもとに記されている


男女雇用機会均等法が施行されると同時に社会に出て、優遇されて来た私としては、どうも上記の「良妻賢母」観には違和感があった。女性は、我慢我慢の自己犠牲だけで良いのか?と。


しかし、空手を始め、精神性を追求してゆくと武士道にぶつかる。なので、妻として、母として、働く女性として、己に克つための武士道に共通することは、常に平静として、どんなに辛いときでも笑顔を絶やさないでいること。それでいて凛として冬に咲く梅の花のようであれということ。


人間の「芯」なるものは、いかなる艱難辛苦にも平常心で臨むという勇敢果敢な武士道の精神に通ずると思う。それは、女性とて同じ。


そういえば、先日の空手の全国大会では、数人の素敵な女性を見かけた。皆さん年齢に関わらず黒帯保持者。共通して言えることは、その方々にはある種のオーラと言うか、風格を感じた。瞳の眼差し、姿勢...そこに精神性を感じた。


直接話さなくても見えてくる。強くなるほど穏やかさを醸し出している、とでも言おうか。それは男性以上に、女性の方が強いように思われる。何事も受け入れる柔軟さと、それでもなお自分を失わない信念と覚悟の強さというか...。


こちらは、石川真理子女史の名言の幾つか。


常に美しい姿勢と、
立ち居振る舞いを
心がけていると、

自然と精神に
張りが出てくる


本当に本当に
美しく見える人は、

心がものすごく
綺麗な人。


己をしっかりと持つことは、
おいそれと
できるもんじゃありません。

こんなこと、と思うような、
ちっぽけな事だったとしても、

自分の考えや
判断を持つこと。

その積み重ねを
忍耐強くしていけば、

やがて心の中に
己が立ち上がってきます。

私の周りには、限りなく強く個性的な女友達が多い。もしや、類は友を呼ぶ、引き寄せの法則か? 爆 その中でも「志し」を持った心の美しい人が好き。

「動的」に見えて、たとえ逆境に接しようとも、心眼で物事を見極め、冷静に判断し、切り抜けていくことができるよう、心静かな、穏やかな女性へと成長したいと願うばかりである。



58日前

36時間の長い旅を終え、やっとこさミラノの家に到着。


家がでっかーい! と次男。狹い日本の実家から見たら、大きく感じるかな。空気の入れ替え。早速蚊の攻撃に遭う。あちゃあ。爆

長女と長男は、友達に会ってくる!と言っていきなり出かけてしまった。元気だねー。私はいきなり熱波のミラノで頭ふっらふら。一時間ほどソファに横になっていたが、髪の毛を切りに美容院へ出かけた。

「チャオ! ツーツー! 」いつもの歓待を受ける。ツーツーとは、私の名前「智子」の中国語読み。いつものボブね。前は長めで、後ろは短く。ボリューム感忘れないでね! リクエストはそれだけ。

さっぱりして帰宅。夜の8時に家族でレストラン集合。いきなりイタリアン。私だけ胃がついていけず。素麺かスイカだけで良かったわ。

帰宅しスーツケースから荷物をすべて出し、気持ち悪いのでとりあえず床掃除。血液型は限りなくO型に近いが、こういうところは超A型。爆 掃除して寝る。が、時差ボケで4:30頃目が覚める。

夏ももう終わりだ、海へ行こう! 行く行かない揉めていたが、長男だけ置いて、やはり出発することに。8時出発。3時間弱で南仏到着。その間、運転手の夫以外は皆爆睡。

早く着きすぎてしまったので、ニース郊外のショッピングセンターへ。ここには、まだイタリア未進出のユニクロがあるので、たまに見に出かける。が、欲しいものはなく。

その後、アンティーブまで行き、ホテルにチェックイン。





いつも行くビーチは、夕方から結婚パーティの予約が入っているので、割高になるよ、と言われ並びのビーチへ移動。

海水も冷たすぎることもなくちょうどよい。ビーチでのんびり。また、中国人のフットマッサージを受けた。これが、脳のてっぺんまで電流が走るくらい効き叫びそうになってしまった。どうだ、効くだろう?と勝ち誇ったような顔をしたおばちゃん、足裏のツボ、湧泉をグイグイ。膝裏のゴリゴリ感、足のむくみも一気に解消。香港で受けたマッサージよりずっと上手く、ミラノのゴッドハンドYちゃんレベル。癒されるわ~。

もうこうなったらギリギリまで現実逃避してしまうか?! 爆

59日前

気合を入れ、無理やり心のリセットをして、日本を発ったにもかかわらず、再び香港へ〜。

 

成田空港でチェックインの際、すでに30分遅れ、と言われていたが、それほど気にしていなかった。いつものことだが,搭乗し新聞を読み始め、そのまま爆睡。2時間遅れの出発だったという。そこで、もしや、台風でシグナルなんちゃらかんたらが発動したのでは...と頭をよぎった。

 

香港空港到着後、すぐに係員に呼び出され、ミラノ行きの飛行機がキャセンルしたことを知った。案の定、台風だ。しかも巨大台風「ハト」が猛威をふるい、マカオでは8人死亡、香港空港で480便欠航されたというではないの!


あれれ。海外旅行は沢山しているが、フライトキャンセルははじめての経験。とは言え、ツアーで行程がずれるのとは違う。また、ミラノに戻ったところで、子供たちは始業まで時間はたっぷりあるし、逆にラッキー?! 夜中の1時の便が8時間後の9時に変更。


預けた荷物はそのままでイミグレーションが済んだら、ホテルカウンターに行くよう言われる。身一つで翌朝までホテルで寝て待機というわけだ。朝食を食べている時間がないので、6時にモーニングコールで6時半出発。バウチャーが出るので朝食は各自、空港で、と言われた。至れり尽くせりである。


前回泊まったホテルの隣のホテルで地域的にはよく知っているところ。子どもたちは夜中に空腹を訴えコンビニに出かけた。コンビニといえば、前回、ここ数年帰国しても見つけられなかった、アイスの〈雪見大福〉を香港で見つけ、家族で大喜びしたものだ! 私もおにぎりにありつけた。


熱めのシャワーを浴びて携帯電話もしっかり充電させたが、肝心な私は、緊張で6時前に目が覚めた。ホテルの部屋からヴィクトリア島が曇り空の下に見えた





レセプションに降りると、既にすごい人。慌ててチェックアウトを済まし外に出るとバスに乗る列が出来ていた。観光バス2台。イタリア語もあちこちから聞こえた。なぜかホッとする。

空港へ向かう途中、かなりの数の倒木を見かけ、その台風の強さを伺う。香港は小さい島だから台風が来ても最長12時間で過ぎ去ります。と、前回マカオへ行く時ガイドさんが話していた事を思い出した。とは言え、台風の大きさを示すシグナル8以上は国そのものが止まってしまうのだからすごい。マカオから香港島に戻る時、シグナル8は解除されていたが、海は荒れ、船はあまりにも揺れ、人があちこちで噴水のように吐く光景は恐ろしかった。その度に、音と匂いがし、ずっと鼻呼吸を辞めていたくらいだ。

香港では、忘れられない経験をした。ブルース・リーのお墓参りをしようとしたら、お墓はアメリカだったし、ブルース・リーショップも昨年で閉店。ブルース・リーグッズも買えず。笑

ちなみに空港では、本物そっくり飲茶ストラップを買った。海老ワンタン麺が私の香港の思い出。爆




 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12295346000.html

64日前
 
 
明日の空手の大会に向けてじわじわ緊張してきた。口から思い切り息を吐き出し尽くせば、丹田が落ちて、肝が座る。これを繰り返すことによって心が落ち着くよ、と友人が教えてくれた。えっ息できないじゃん!と思ったが、息を思い切り吐き出せば、鼻から自然と空気が入ってくる。そんなことさえ忘れてしまっている。何事にも動じない精神力、つまり胆力は結局稽古なしでは育たない、とつくづく思う。
 
ところで、以前も書いたことがあるが「禅」は大きく分けて「天台禅」と「達磨禅」に、「達磨禅」は「南禅」と「北禅」に分類され、達磨は「禅」と「拳」を伝えたと言われている。
 
「拳禅一如」という言葉は、「拳」は肉体を意味し、「禅」は精神を意味しているという。体と心は別々のものではないので、偏りなく修養させることで自己を見つめ、自己にある可能性を引き出すことができるという。
 
空手道訓の第2条、
 
空手は己を見つめ、己を正し、己を磨くものである
 
空手の動きは「動」であるが、己を見つめる行為は「静」であり、この「動」と「静」が合わさって自分自身、人生を生きて行くために、技を磨き心を磨く。
 
また、空手道訓第3条の
 
空手は人を倒すものではなく、人を愛し、己に打ち勝つものである
 
は、自分自身に打ち勝つ、自分の心に打ち勝つ。自分勝手なエゴイストは、自分自身に支配されている、つまりその時点で負けていることと同じ。それが「空手」だというのだ。
 
負けず嫌いな私は、人に負けるのが嫌いなのではなく、自分自身に負けるのが何よりも嫌い。自分に課した目標、約束、守りごと、これを目の前にして目をつぶりたくない。
 
子曰く、「己に克ちて礼に復るを仁と為す。一日己に克ちて礼に復れば、天下仁に帰す。仁を為すは己に由る、而して人に由らんや。」
 
自分に打ち勝って礼に立ち返ろうとすることが仁である。一日自分に打ち勝って礼に立ち返ることをすれば、世の中はその人の人徳に帰伏するであろう。仁を実践することは自分(の振る舞い)によるのであって、どうして他人に頼るものであろうか、いやそうではない。
 
体の修行と心の修行は常に一緒。奥が深いわ〜

 

65日前

 
毎年、ミラノへ戻る10日〜2週間くらいになると、必ず始まる心のザワザワ感。あれは、なんなのだろう。
 
プチ鬱。何か重い。そして、寂寥感。高齢化した両親への思い。また現実逃避していた子供たちの始業までにやるべきこと。実生活に戻る前の、気持ちの入れ替えに、かかるプレッシャーが年々重くなるのだ。
 
それが、今回ない。いやいや、ないのではなくごまかしもあるが、その前の空手の全国大会への緊張があまりにも大きい。平常心、平常心...。
 
集中稽古2日目。神奈川県立武道館で行われた。
 
 
ここは、昨年はまった誉田哲也氏著書・小説「武士道」シリーズで、第1巻の物語がスタートした場所。主人公の剣道エリートの香織と早苗が出会う横浜市民秋期剣道大会が、この神奈川県立武道館で行われたという設定。しかも我々の練習場は剣道室だった。感動!!  
 
 
総勢19名。(この日は2名欠席)各自思い切りスペースを使って練習ができた。しかも4時間レンタル!
 
初日は、全体としては1ヶ月ぶりの稽古であったので、体慣らしをし、2日目は感覚を戻す日であった。個人型、親子型、組手と試合形式に進めていく。
 
注意されることは常に一緒。一つ直れば、べつの癖が出てくる。そこを直せば、また別の直ったところが再度できない。私のノートは、同じことばかり書かれている。最低限気を付けるところだけ、色ペンでマーク。
 
そして、ついに集中稽古3日目。最後の調整。大会が行われる横浜文化体育館の敷地内にある施設で稽古。
 
試合に負けると、ああすべきだった、こうすべきだったと思いがちだが、まだ始まってないからね。イタリア本部は、帯の色より2色上の帯の実力。実際大会でも負けてない。...と師範。もうここまで来ると、精神面で自分自身に負けないようイメージトレーニングも大切。
 
勝ち負け、先を考えず、一本一本丁寧に打つこと。確かにそうだ。早く打てば、技も小さくなりがちで、忙しない。
 
平常心。
 
明鏡止水のごとく心穏やかに試合に臨みたい。
 
 
 
 

ミラノの日常 第2弾

作者:ミラノのそふぃあ

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで19年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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