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ミラノの日常 第2弾

16日前

先日、老人ホームの知人を訪ねた時のこと。

ねー、空手の技見せて!といきなり言われた。
えー! 形ですか?というと、なんでもいい、と言う。
じゃあ基本はこういう感じで...と言って見せると、「あなた、人殺せるの?」といきなり聞かれ、はあ?と笑ってしまった。

いや~、試したことないので。まあ、その前に私の腕や足が折れるでしょうね。でも打ち所悪いと、やばいかなあ?と真面目に答える私。爆

武術というと、人を倒す技術、殺法としての武技と考える人も多いようだが、人を守る、活かすための技術でもある。

 

武技は相手の弱点を狙うものであり、もともと強いところ、強い状態の状況時を狙っても意味がない。なので、まずは身体の仕組みを理解し、そして人の弱点を知ることが大事。

 

「黒帯ワールド」というサイトで(空手オタク主婦ですいません!)相手の関節可動部の動きを封じる「関節技」を見て、大人の男性がうーうー唸る姿を見ると、密かに学びたい!と思ってしまう私はどSか?!

 

ところで、武道の稽古では、大なり小なりトラブルとは背中合わせ。私も膝を故障したわけだが、ある一定の年齢以上の人に言わせると、大腿骨やら膝の腱やら私のように半月板などの故障は日常茶飯事。突き指、肉離れは若い子でもよく起こす。ちょっとの油断が大きな問題につながる可能性があることを念頭に置きながら稽古に臨まないと、気付いた時にはそう簡単にリハビリできなくなってしまう。

 

前回は、膝の炎症を取るのに、かなり時間を要してしまったので、今は、敢えて連日で稽古をするのを控え、炎症を防ぐため、稽古のあとはアイシング。痛いと思ったら、アルニカジェルをぬってラップで包む、などケアしている。ある意味、整体術を覚えるのも必要かなあ?と思う今日この頃。

 

何れにしても、空手は「基本」ができて、初めて「形」ができるわけだが、その形の「分解」を見て、初めてその動きの意味がわかることも多い。そして、今の私のレベルでは、「形」の中に武術としての特徴を見い出すことに毎回感動をしてしまう。

 

また、太極拳を習っていた時、よく言われたのが、loose and fast. 私は何かと力が入りがちなのだが、変に力を入れてしまうよりも、脱力して行う方が、武力としては威力が増す。まあ、頭でわかっていてもできないのは、稽古を重ねるしかないのだろう。

 

この原稿をしたためていたら、最近よく読んでいる「空手ブログ」でも同日に「活殺自在」に付いて書かれているではないの!

 

>「活殺自在」に要求される条件に、自身の動きを正確にコントロールする、ということがありますが、これもこのブログでよく出てくる「見えない技」の一つであり、意識して数をこなさなければ絶対に身に付きません。

 

 ポイントは「意識して」という部分であり、単に数をこなしました、というだけでは効果がありません。稽古で意識して数をこなすことが、いつの間にか無意識下でも同様の動きができるようになることになり、「見えない技」の実践につながります。

 

 そういう部分が身に付いていることと同時に、「受け」の質も必要で、力任せに受けてもその効果は十分ではありません技の緩急という身体操作が不可欠で、脱力から極めの瞬間の差が大きいほど急所としての効果も増大します。

 

 こういう要素も「見えない技」の一つであり、急所を知っていてもそれを効果的に活用するにはそのための条件が不可欠で、そのための鍛錬に時間を要するわけです。

 

まさに、これだ〜!!

 

大会に向けて、どうしても、技術的なハウツーばかりに意識がいってしまっていた。老人ホームの知人の一言で、武道の本来の本質である「殺」と「活」の両面の存在に気づかせてくれた。

 

「殺」と「活」とは対照的なものだが、両方の存在と意識を持つことで、他の物事の捉え方も変わってくるように思える。武道は奥が深い!




知っていれば武技の質がアップする活殺自在の知識|

https://s.ameblo.jp/n-krt-no1/entry-12366467612.html

17日前

 

電化製品の故障、ブレーカーのダウン、蜂の巣事件などなど、過去に家庭で起きた問題は常にバカンスシーズン。

いまでこそ、この世の終わり?!というほどのショックと焦りはなくなったものの、修理屋は不在、お店も休暇中で泣く泣く数日我慢...などということは日常茶飯事だった。

なぜ、常にこの時期なんだ?

年明けに洗濯機が壊れ、大家に連絡をしたところで、部品を探してでもお金をかけたくないのは見え見えで、時期的に、修理は無理。大家さえもつかまるはずもなく、仕方なくもうこなったら自費でいいよ、と夫がGoサインを出したので、家電量販店へ飛んで行き、新しい商品をゲット。あとから大家には一報を入れておいたが、これに関しては我が家持ちでいいです、と言うと「あら、そうなの?」で問題終了。

 

とにかく、彼女の許可なしに修理を頼んだり、ものを買おうものなら大変なことになる!

今回は、復活祭明けにガスコンロの故障。最近ではIHコンロも主流になりつつあるが、ここはイタリア。新しいマンションならいざしらず、キッチンを改装したりしない限りわざわざ買い替える人は少ない。

さて、我が家のガスコンロはつまみを回す回転式点火操作。まずボタンを押すと、パチパチと点火プラグに火花が出るので、つまみを回してガスを出し着火させるものだった。(ちなみにIKEA製)それがいつからかパチパチというのが、動かなくなり、仕方なくつまみを回してガスを出してから、ライターで着火させていた。

今回、料理をしながら、掃除をしていると、どこかでずっとパチパチいっているではないか! 何??キッチンへ戻るとガスコンロだとわかったので、火を止めたが、コンロの電池はパチパチと鳴り続ける。えっ?どういうこと。電池がなくなっていたはずなのに。壊れたボタンが、違う意味でいかれちゃった? 念のため、家のブレーカーを切ったら止まった。

ほーっ。これでまたブレーカー入れたらリセットされるだろう、と思ったらまたパチパチ...どういうこと?! しかも、はじめは一つのコンロだけがパチパチいっていたのに、次は2つ。最終的には4つともパチパチ言い始め、スイッチを回そうものなら、勝手に着火。ちょっと危険じゃない?

 

慌てて、同じアパートのエジプト人の友人のご主人を訪ねたが不在。夜まで帰宅しないという。彼は電気関係に強く、困った時はいつでも助けてくれる。じゃあ、彼のお友達で電気の修理できる人、いない?というと、知らないと言われてしまった。

 

次に、上の上の階のお宅に出かけ、状況説明。私の父よりも年上のおじいさんが来てくれたが、火がつかなきゃ大丈夫だよ、というが、どう考えても危険でしょう? 彼らの知っている水道屋に電話したら、すぐに来てくれるという。水道屋?と思いつつ、藁にもすがりたい気持ちで待つこと30分、彼はやって来た。

 

どこかで会った気がするけれど、誰?とずっと心の中で感じながら、コンロの状態を見てもらった。我が家はコンロだけがガスで、あとは全て電気。オーブンも付いているが、彼はオーブンの中に頭を突っ込み、コンロとの接続の線を切ってくれた。

 

オーブンは使えないけれど、コンロはライターを使えば今まで通りに使える。けれど、コンロ自体買い換えた方がいい。取り付け全て含めて300ユーロ。出張料40ユーロ、と彼の名刺に書き込んでくれた。

 

早速、状況説明と名刺とそのメモの画像を撮り大家に送付。すぐに、何が問題なの? 本当に動かないの?と聞いてくるので、中の問題なので私は詳細は分からないが、とにかく壊れている、と言っています。と書くと、後日連絡する、と言われた。

 

何も言ってこないので、夫に聞くと、会社の会計を通して、半額なら出してもいいと言ってきたという。私自身、オーブンは毎日使うものではないが、そこそこに高い賃貸料を払い、しかも家具付きでありながら、細かくケチをつけ、コンロの半額しか出さないとはどういうこと? 近所の人にも、絶対屈してはいけない!と言われた。金額のみならず、快く動いてくれない大家、意地悪だわ〜。

19日前

復活祭明け、やっと天候も落ち着いてきて、無駄なく美味しく作れる干し野菜シーズン到来!
 
干し野菜にすると余分な水分が抜けて野菜の旨みが凝縮される。しかも、生状態よりもずっと日持ちがいいし、香りや栄養が増すのだから嬉しい限り。旬の食材をたっぷりと収穫して保存、きちんと使い切る昔ながらの知恵の一つであろう。
 
干し野菜のメリットは、旨味が凝縮された美味しさと、なんといっても嬉しいのは調理時間の短縮!基本面倒くさがり屋の私は、ちゃちゃちゃと食事の準備をしたい。
 
ところで、先日ゴボウ2本を購入したが、乾燥させても直ぐに食べてしまった。再び、ゴボウを求めて5キロ離れた中華街へ出かけてきた。以前は公共機関を使っていこうとすると、なんだかんだ1時間近くかかったが、M5(地下鉄のエンメチンクエ)様さま。地下鉄で12分。徒歩を含んでも30分以内でいけるのは非常に嬉しい。
 
今朝は、中華街のメイン通り、パオロサルピ通りを端から探索。気になるうどん屋は、次回に。豆腐専門店で豆腐購入。
 
歩いていたら、あらっ新しいスーパー? 
 
 
吸い込まれるように入ると、どこからともなく日本語が聞こえて来るではないの?! 以前子供たちが習っていた空手の先生ご夫妻と姪子さん母子。近況報告と中華街情報交換! 真空パックの椎茸発見! 干し椎茸にいいわよね!と意気投合。
 
椎茸は実は生で食べるよりも、乾燥させることで旨味とともに栄養も3~30倍もアップ、食物繊維も10倍にアップすると云う。
 
余談だが、椎茸にはエルゴステリンという成分が豊富だが、これは日光にあたるとビタミンDに変化する。ビタミンDはカルシウムの吸収をよくし、骨を丈夫にするのに欠かせないビタミン。つまり椎茸を干すことにより、ビタミンDを増やし、不足しがちなカルシウムの摂取量を増やすことができる。
 
ただし、最近の干し椎茸は、天日ではなく、ガスや電気で乾燥させているため、ビタミンDの量が少なくなっていると言われている。干し椎茸のビタミンDを増やすには、使う前にしばらく日光に当て、エルゴステリンをビタミンDに変化させるのが良いとのこと。
 
 
 
気になるお値段は10個入って2ユーロ。あ〜あと2-3パック買っておくべきだったな。
 
目的のゴボウもゲット。
 
 
あ~また、レンコンも買っておけば良かった!と後から続々と思い出す。苦笑
 
干し野菜は作っても心の潤いは忘れずに!
 
 

229日前

 

9月7日、明日は二十四節気の「白露」。秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味。七十二候では「草露白(くさのつゆしろし)」となり、草に降りた露が白く光って見える頃で、朝夕の涼しさが際立ってくる。本格的な秋の到来。

 

ミラノに戻り、再び蚊の攻撃!そうだ、日本から強い見方を持って帰って来てたんだわ!と思い出し、毎日1回自分の寝室だけワンプッシュ。怖いくらい効く!つまり、蚊取り線香もベープマットもアロマキャンドルも必要なくなった!あの耳元でプウーンと不快な羽音で早朝に起こされることも、ボコボコに刺されることもなくなった。今までの努力はなんだったの?爆

 

ところで、「秋の七草」とは、「春の七草」同様食べられるのか?と思っていたら、秋は鑑賞するものだと今更ながら知った。そうだったの〜?!

 

しかも、調べてみたら、非常に可憐な花じゃないの!

 

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種の花 by 山上憶良

 

萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花 by 山上憶良

 

萩、おばな(ススキ)、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、朝顔(現在の朝顔ではなく桔梗だと言われている)は、秋の花の代表として親しまれてきたもので、画像の花が左からその順に描かれている。

 

ちなみに、私の苗字の「荻」を必ず「萩」(はぎ)と読むだけではなく、そう書く人がいる。獣偏と乃木編は違います!

 

荻はススキに似たこれ

 

そして、こちらが萩

 

 

秋の彼岸に供える「おはぎ」は、「萩」から由来していると聞いたが、正しくは知らない。

 

ちなみに秋の七草の花言葉はこちら。

 

萩     想い、前向きな恋

すすき   努力、活力、勢力、悔いなき青春

くず    治療、芯の強さ、恋のため息

なでしこ  いつも愛して、思慕、純愛

おみなえし 美人、心づくし

フジバカマ 躊躇、遅延、あの日を思い出す

桔梗    変わらぬ愛、気品、優しい温かさ

 

 

231日前



 今日から待ちに待った空手の稽古が再開した!


”No pain, no gain”
「痛みがない、得るものがない」ではなく、「痛みなくてし、得るものなし」つまり、「苦労なくてして、得られるものはない」。
 
なので ”No Karate, No Life” 爆

ほんと、空手バカだよね〜。

ところで、先日の全国大会において参加したイタリア本部の門下生の全画像をチェックしたという師範ご夫妻より細かいコメントをいただいた。目につくところはしつこく、しつこく注意します!とありがたいお言葉。これは言われなくなったらおしまいだから。

高い志を持てば持つほど妥協はゆるされない。だからしつこく注意します。と言われた。そして、どうしたら直るのか?そして、どうしたらそれが自分の物になっていくのか?ただただ稽古しかない。過去2年間、大会には出場していなかったので、出場する選手のみ特別稽古に入ると、いいないいな...と横目で見ていた。

 大会に参加することでよい成績を残すことも大切だが、それ以上に大会に向けていかに気持ちを持っていくか、そして稽古の内容、大会当日、本番の緊張感などは、体験してみないとわからない。とにかくこの数ヶ月の集中力は自分でもすごいエネルギーを要した。日本はもっと暑いから...と言って、暑い大会の中で自分の試合での指定型と自由型のルーティンを続けてこなす。とにかく持久力が大切だから、最低6セットはこなせるようにと途中フラフラ頭が朦朧としながらも稽古したものだ。でも実際、日本の夏は、今年はミラノほど暑くなかった!爆 

ところで、上記のそのコメントでよく理解できなかったところを師範とチャット。

話の流れから沖縄空手の奥義に発展し、いかに伝統空手と沖縄空手の差異を理解するか、それって範士以上が理解すればよいのでは?という内容にまで流れ、語り始めた師範の熱はヒートアップ!一撃必殺!一挙動目を失敗したら死ぬ!...あれれ、色帯シニア女子はそこまで探究心持たなくてもいいですよね?と苦笑しながら、チャットを楽しんだ。やっぱり、私、色帯シニア女子のくせに空手バカ?笑

ところで、過去の日記を読みかえすと2年前の秋の稽古からウオーミングアップの内容が変わっていた。軽いランニングにダッシュやウオーキング、スキップが混じり、また子供と大人、またその中間に分かれ、腿上げやハイジャンプをしてからのダッシュなど。しかし、そのウオーミングアップで、なんと壮年女子が次から次へと膝を痛めた。苦笑 ああ、若くない。中高時代、狸がでてくる多摩丘陵地に育ち、どこへ行くにも、山を下り、また山を登って学校へ通う。よって部活のトレーニングも常に坂を利用。脚筋力、心肺機能アップ。ここでまた燃えよ闘魂、スポーツ根性メラメラで、ダッシュ一本、メンバーには絶対負けたくなかったなあ、と思い出す。でも今はムーリー。っていうか、壮年•シニア女子、ここまで筋肉必要? 苦笑

それに比べたら、今日は体慣らしのリハビリ的稽古だった。

と書きつつ、もー、T子さん、何目指してるのよ〜! 女友達に呆きられる日々。いやいや、型を通じて自分を磨く。向き合うのは自分自身でしょ。自らの限界に挑み切磋琢磨。沖縄空手をより深く学びた〜い。

No Karate, No Life.

空手のあとのビールがたまらない! (私はオヤジか?! 爆)

 

ミラノの日常 第2弾

作者:ミラノのそふぃあ

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで19年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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