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ミラノの日常 第2弾

71日前

 
 

弟がボーナスが出たと言って、両親にiPadをプレゼントした。以前も小さなタブレットとポータブルWi-Fiをプレゼントしたが、いらないと言って返したくらい、電気機器に興味がないのか、新しいものを覚える気がないのか? ありがとうと受け取らない頑固なところが父にあり、母もわからないし、と戸惑う。

 
今回、実家のインターネットのモデムをを無線LANルーターに変えた。インターネットなんて使ってないし、契約を切るとはじめは言っていたようだ。確かに定期的に「おじいちゃんです」から始まると定期的な状況報告的なメールもピタッと来なくなった。
 
Skypeで話していた時期もあったが、いつPCの前にいるかもわからず母の携帯にメールしてからskypeをつないでもらう、というようなこともしていたが、今度は、どの部屋にいてもWi-Fiだし、このipadがあれば、LINEで無料で話せるんだよ、というと、父は、ふんっといった感じだったが、母は興味津々。
 
まずは、タブレットになれることが大事。子供たちが順番に母を教育!?笑 地図をつかったり、youtubeを見せたり、画面に触れさせることから教えていっているようだった。
 
夜、テーブルを囲んで、母と子供たちがげらげらわらっていたので、のぞいていたら、Siri(音声アシスタント)と会話しているところだった。
 
母:  明日のおかずは何ですか?
すると、GPSから場所を探知し実家近所のレストランやスーパーが表示されたという。「それ、おかずとは違うんじゃないの?」と私がいうと、
 
母: おかず何がいい?野菜もあるし、豚肉にあるんだけど...
と今度は、独り言か友達に話しかけるような話し方。
 
Siri: おっしゃることがわかりません。
母:あらそう?じゃあいいわ。
Siri: 冷たいことを言わないでください。
 
それから、母の独り言やら文句がつづき、
Siri: ではおやすみなさいと言ってください。
 
早く終了しろってこと?と皆で大笑い。
 
とにかく、機械なのに返事が面白すぎるのだ。
 
私: あなたは誰?
Siri: あなたのつつましいバーチャルアシスタントです。
私:どこに住んでいるのですか?
Siri: (GPSの場所を言う。)
 
インフォメーションセンターのように、何か問い合わせるだけでなく、一人寂しいとき、または笑いたい時に、話しかけるのにも重宝しそうだ。
 
完全におもちゃじゃん!
 

72日前

 
 

帰国中、いろんな友人と再会する。

 

学生時代の友達、会社の元同僚、習い事つながりの友達、教会関係...関係は様々。

 

その中で、夫のローマ駐在から、脱サラしミラノへ移動した際に、出会った仲間は、やはりまだ乳幼児を抱えていた時代で、ほぼ母子家庭のような方々も多く、助け合い、絆が強かったせいか、”共に育った”感が強く、今でも自分だけでなく、どの子の成長も同じように、喜んだり願ったりできる仲間である。

 

今でこそ、若い母親たちが、乳幼児を連れレストランでわいわい食事をしている光景をよく見かけるが、当時(16,17年前)はそういった感覚はまったく持てず、だれかの家に持ち寄りで集まることが多かった。携帯電話も走り出しの時代、当時は子供たちもゲームで遊ぶということはありえなかった。

 

一人の寛大な方が家を提供し、「ピッコロ会」と称した子育てサークル、情報交換の場があった。一軒、2-3ユーロでごはんを準備してくださり、お昼前からわいわいお喋りをし、子供達を遊ばせ、夕方ベビーカーを押す日本人女性の団体がバスで家路を急いだものだ。

 

それとは、別に本の読み聞かせの会もあったが、メンバーはほぼ同じであった。読書好きの母親たちも多く、よく本を回し読みしたものだ。

 

また、休みになると、夫たちも加わり、バーベキュー、スキーに栗拾い、ワインの買い出しを名目にした旅行などもよくしたものだ。ワイン好きも多く、飲み会を開いては、好き勝手にうんちくを語り合ったもの。笑

 

それがメンバーも一人減り、二人減り・・・・そして誰もいなくなった?私はどのくらいの仲間を日本へ、海外へ送り出したのだろう。

 

とはいえその分、帰国の際は、同窓会を開いてもらうようになった。

 

子供の受験は常に話題の中心だった時期もある。内心我が家は、日本じゃなくってよかった!と思ったものだ。それでも、御主人だけは、単身赴任で海外...という人も多く、相変わらずママ友たちは、どこにいても子育てまっしぐら!

 

当時の子供たちもほとんどが、高校生か大学生になっていた。帰国しても、当時のピッコロ会の世話役でもあったNさんのお宅にいまだに集まっているのだが、今回11人が集合。3人のご主人も参加。

 

みんなで自分の子供たちの画像を見え自慢大会?!えっこれY君?イケメーン!あのいっつもおっぱい飲んでY君がね~、と皆口をそろえていった。そうだ、いっつも私にくっついて3歳になってもおっぱい、おっぱいといっていたあの子だが、今や185㎝近くなり、すでにオヤジ化している!10代でこれなのだから、中年になったら、洋ナシ化するのか?恐ろしい...それともはげるのか...?!

 

ところで、知らないうちにLINEにグループができていた。私は去年数人とLINEでつながったのだが、普段使い慣れていないし、携帯電話を買い替えたところで、データがきえており、そのグループも知らずしらずに抜けていた。「いいや、違う!自分から抜けたでしょ?私たちを裏切ったでしょ?」と散々嫌味をいわれたが、まったくその記憶なし。また入れて~といっていれてもらうと、なぜかそこに夫もいるではないか!そうなの?

 

そうだ!ご主人に電話しよう!とNさん。いきなりLINEのグループで夫に、しかもビデオ通話となった。おー、久々見る顔!爆 Nさんが、べらべらしゃべりまくると、「ごめん、今接待中なんだけど!」と言われてしまった。相変わらずマイペースなグループである!

 

昼の部、夜の部と二部に分かれた同窓会。続けて私は耐久8時間の飲み会に居続けた。若干数名の毒舌女子とぼけたN氏とのやりとりは10数年前と変わらず。

 

今度は、子供たちが就職、結婚となっていくんだね。その後のことは、考えないでおこう。

 

それにしても、皆口々にミラノに戻りたーい!と言っていた。思い出いっぱいの場所。いろいろあるが、住めば都。思い出旅行もよし、子供の留学でもよし。また戻ってきてよ!

 

わが子の成長だけでなく、どの子の成長も共に喜び楽しめる仲間は最高。親子ともども素敵な”ピッコロ会”の仲間に出会えたことは、本当にミラノ生活の宝。

 

まだまだ続いてほしい、ピッコログランデ同窓会。

 

*集合写真を撮ったが、さすがにそれを載せるのはまずいので、飲んだワインに変更しました。

73日前

次男は、本来乗っていたはずの新幹線から降りてこなかった。

 

まーじー?! 初めての一人旅、何かしでかすか?とは思っていたが、やはりやってくれた。

 

とりあえず、電話しなきゃ。いや、携帯なかったんだ。えっそうだっけ?出かけ間際に、母に何かあってはいけないからこれ持っていきなさい!といわれ、母の携帯電話も、持っていたことを思い出した。

 

次男が持っている私の携帯電話に連絡してみたが、つながらない。では友人にかけてみよう。もしや、この便に乗れてなかった可能性もある。しかし、聞いてみると、ちゃんと「のぞみ240号5号車5-C席」に確認して乗せたという。 じゃあ、誘拐?ってなことはありえない!笑

 

再び次男に電話。なかなか出ない。やっぱり、マナーモードのまま気づかないか?と思っていたら、「おばあちゃん?」と不安そうな声の次男が出た。携帯に母の名前が表示された方だろう。

 

「ママだよ。今どこ? 」と聞いても、聞こえない、聞こえない。といって切れてしまった。すぐにかけたらお話中。数秒待ってかけたら、やっとつながった。「寝ちゃった。今、次の駅。」という。

 

品川まで、新幹線で追うか?それともそこから山手線を使って、帰らせるか?それには、乗り換えが多いな...と考えていると、「そっちに戻る!」という。えええ???バスとかトラムとか、地下鉄じゃないんだよ。そのままのチケットじゃだめなんだよ、どうするの?というと、切れてしまった。

 

三度?四度?かけると、そっちに戻るから!といって怒って切られてしまった。はあ...一応、友人と実家に電話し、状況説明。どうすんの?

 

10分後に博多行き新幹線が入ってきた。電話をすると、ホームと電話の向こうがステレオ放送。ああ、ここにいるんだわ。と安心。でもどこよ!何号車の客車よ!とおもっていたら、向こうからでかい中学生がやってきた。彼も安心した顔。「自分で戻れるっていったじゃん!」と言う。

 

朝いちばんにプールで泳いで疲れがでたのか、または、もうすぐで帰宅できるという安心感がでたのか?あと15分で新横浜到着!というところで寝入ってしまったという。目がさめ、慌ててお隣の方に「新横浜過ぎてしまいましたか?」と聞き、品川でおり、駅員さんに事情をせつめいしたら、向こうのホームから戻るのが早い、と言われたという。そうなの? 普段、人に何かを聞くにももじもじしている次男が、必要に迫られできたことは、ほめてあげよう!笑

 

帰宅して、何事もなかったかのように、自分のお小遣いで買ったお土産を説明してくれた。

 

まあ、可愛い子には旅をさせよ、というが、親子そろって「愛のムチ」作戦。どっと疲れた。

 

友人からの査定表が楽しみだ。苦笑

 

 

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12300527630.html

73日前

2泊3日(実施的には3泊4日)の初丁稚奉公の次男の旅。
 
重いペットボトルを運んだり、友人と一緒にご飯も作ったらしい。
 
「そやでー、僕出来るっていちびってたわりには 「どうすんの?」聞きまくり。包丁の使い方 、味の馴染ませ方その他についてレクチャーしときました。」と友人。彼が得意とするスペインのアヒージョを披露しようとしたが、友人はスペイン語専攻で調理師免許も持っており、アヒージョは彼女のお得意メニュー。後ほど丁稚査定が寮母さんから出るらしい。爆
 
ちなみに『オモロイ度』が重要だそうで、それは十段階で10だったとか。喜んでいいのか?! そこが関東と関西の違いであろう。
 
いずれにしても、寮?では友人のお子さんたちとトランプをしたり、とても楽しかったらしい。(彼、いつもトランプしよう、トランプしよう!と言っても我が家で誰にも相手にされず..またあ? 本人気持ち良く勝つまで終われないし)
 
いいなあ、ブルース・リー·トランプ。私が欲しいわ‼
 
 
 
観光は、友人母子を巻き込み、歩き回ったらしい。伏見稲荷は歩いて8キロ弱。いい運動になったとか。
 
いよいよ最終日。流石に祝日をはさみお盆休みに入る時期だったので、高速バスの席が取れず。結局新幹線で戻る羽目に。行きも帰りも乗せるだけ乗せてしまえば、あとは現地で出迎えるので、はっきり言って心配無用!
 
私は日中、友人と都内で会っていた。私の携帯電話は次男に渡しており, 今度は長男が2泊3日で家を出てポケットワイファイを持って行ってしまっていたので、私からインターネットでの連絡を取るのは厳しかった。が、ほんの数年前までは、世の中こんなに便利ではなかったのだ。どうにでもなるだろう。
 
友達と会っていた場所から新横浜へ直行。次男の乗った新幹線の到着時間10分前。5号車、5号車...場所を確認。
 
新幹線がゆっくり余裕で、ホームに入って来た。どんな顔して降りてくるか、携帯電話のカメラを準備していたが、ムムム。降りてくる気配がないぞ! 5号車の2箇所の出入り口を走って確認。いない!! 座っていたはずの座席を確認しようとしていたら、ヌーっと新幹線は走り出してしまった。
 
まじっ⁉ 次男降りてこず。
 
続く....
 
 
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12300108711.html

74日前

高速バスに乗って京都へ旅立った次男。
 
明朝7時過ぎに友人宅から10分ほどの停留所に到着予定であったが、何せ50年に一度の台風が向かってきているではないか!運転手に何時につくかわからないよ!と言われた。
 
朝6時に起きて、ネットでバス会社のHPを調べてみたが,遅延状況の詳細に関しては、何も詳細が載っておらず。停留所に直接電話をしてみるか?と思ったが、番号が出ておらず、いや、それは過保護すぎるな。次男のWhatsAppとLineに起きてる?到着は予定通り?と聞いてみても、まったく既読になる気配なし。
 
6時半に目覚ましをかけていたが、気づいていないのだろうか?私の携帯電話に電話をかけてみたが、マナーモードのまま渡してしまったので、気づけないかもしれない。しかもガラ系なので、使いこなせないのでは?と次から次へと考えてしまう。
 
可愛い子には旅をさせよっって、私が過保護じゃ意味ないじゃーん!厳しい状況、環境にいる子供の方が強くなれるのは、頭ではわかっている。空手の師範にも、私は子供たちに甘いと指摘され、反省したことがあったが、それでも見てるだけが、手や口を出したくなってしまう。甘いわ、私!
 
バスに乗り込む際、「僕は、どこに座るの?」「どこで降りるの?」いつもいつも、親に頼って、自分の頭で考えようとしない次男。三番目ってもっと要領よく生きられるんじゃなかったの? いつも時間がなくて、逆に知らず知らずに手を出しすぎたのか? イタリアでは、甘ったれた末っ子をベニヤミーノと呼ぶ。旧約聖書に出てくる話の中に大家族の末っ子のベンジャミンにちなむのだが、最終的には、ベンジャミンは親兄弟を救う。
 
話はそれたが、朝の7時を過ぎて、ローマ字で、「今京都」とメッセージが来た。バスのWi-Fiが途中から機能せず、京都駅に到着した際、フリーWi-Fiに入れた模様。この時代ならではの連絡法! 6:40京都駅到着だったので20分遅れ。あの風雨の中旅程でこれだけの遅れ。さすが日本! では到着時間は予定の20分遅れの換算で7:30には着くな!と思ったが、今度は友人と連絡が取れず。あー、よく携帯電話持ち忘れた!ということもある人だったわ。ま~いい! 此処は日本、なんとかなるでしょ? ということで放っておくことに。
 
8時ごろ、無事着いたで~と友人からメッセージが入り、次男からもビデオ電話。こっちは寝不足で浮腫んだ顔見せたくないわ!
 
午後になり画像のみが送られてきた。なんだか嬉しそう。
 
 
 
 
 
長女は既に家を出ているが、次男が当たれるのは私と長男のみ。喧嘩が絶えない。一人減ってもうるささは一緒。だが、彼がいないと静かな分、笑いも減る。
 
友人より「なんか、ずーっと前から我が子のような振る舞いですが、彼なり役に立とうしていますよ。その後1億持参金で育てましょうか?」とメッセージをもらった。
 
「ほお、そうか! ではお宅のお嬢様の誰かしらの婿に宜しく頼みます」と言っておいた。笑
 
そして、30何時間寝てないといって、歯を磨いて20:30頃には寝たという。爆
 
今日は朝からゴミ出しからスタートし、布団上げ、掃除、その後伏見稲荷 山 全部登って、買い物夕食準備をしたとか...。
 
いいことだ、いいことだ...。
 

ミラノの日常 第2弾

作者:ミラノのそふぃあ

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで19年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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