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ミラノの日常 第2弾

22日前

 

 

「幸せは、いつでも 手の届くところにあります。」 byマザー・テレサ 

幸せになりたいなら、まず周りの人たちを幸せにすることを考えましょう。人間は誰かを幸せにすることによってしか、幸せになれないからです。独りぼっちのお年寄りに優しい言葉をかけるとき、困っている人に助けの手を差し伸べるとき、わたしたちの間に愛が生まれます。その愛が、わたしたちを幸せにしてくれるのです。『日めくり 超訳マザー・テレサ』(PHP研究所刊)より。

 

カトリックのミサでは、全世界のすべての人の救いのために祈る「共同祈願」という祈りを唱える。けれど、困っている人たちに手が差し伸べられるように、神様の慰めがありますようにと祈りつつも、助けるのが「自分たち」であることに気づき、実際、そういう方々に手を差し伸べられる人間になれるよう成長しないといけない。

 

ところで、以前法律事務所に勤めていた際、ある弁護士が「弁護士たるもの、依頼者が持ち込んで仕事を「待つ」侍だ」と言っていた。

 

けれど、仕事とは別に、人に良いことは、人から頼まれるのを「待つ」ことだろうか?待ってから手を差し出すのか?それともアップアップしている人に気づき、手を差しのばすのではちょっと違う気がする。

 

とはいえ、自分が良かれ、と思い手を差し出したところ、ぴしゃりと叩かれた経験も何度もあるので、手を出すことにどうしても躊躇してしまう自分もいる。相手の取り方も様々。親切だと思ってしたことが、お節介を越え、悪意にさえ取られたことがある。

 

お節介にならないためには、自己満足を排除すること、相手の必要を見極める、見返りを求めない心のありようが大切だ。決して、見返りなんて求めてないし、相手が喜んでくれれば・・・と思っているだけなんだけど。まあ、それが善意の押し付け、お節介なの?結構落ち込んだものだ。

 

でもね、でもね。親切を受ける人の心、そして、相手の気持ちを受け取る謙虚さ、また、相手の好意に対する礼儀、バツの悪さなどに気をくばるのも、立派な「親切」。

 

相手の善意のくい違いに対して、いつも理解と赦しの心を準備しておきたいもの。


Do good because you are good.
善い人になるために善いことをするのではなく、あなたは善い人なのだから善いことをなさい。byヴァレンタイン・デ・スーザ神父


この言葉を信じて、結局私のお節介はやみそうにない。爆

 

23日前

 

今日6月5日は、古代中国で考案された二十四節気の芒種(ぼうしゅ)にあたる。

 

「芒」(のぎ)とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のことで、稲などの穀物の種をまく時期という意味。田植えの目安とされ、農家が忙しくなる時期。梅雨入りも間近で少し蒸し暑くなってくる頃。

 

ところで、二十四節気は半月毎の季節の変化を示しているが、これをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候。

 

その名称は、気候の変化や動植物の様子が短い文で表されている。普段の暮らしでは目にする機会の少ない事象もあり、おおかたはその時期の「兆し」を伝え、繊細な季節のうつろいを感じさせてくれる。

 

今日6月5日は、「蟷螂生」(かまきりしょうず)と呼ばれ、その名の通りかまきりが卵から孵る頃をいう。子供の頃、ピンポン球のような卵から数百匹の子が誕生する姿を見て、目が点になったことを思い出す。

 

 

ちなみに6月6日は「稽古始め」の日なんだそうな。昔から芸事は6歳の6月6日から習い始めると上達すると言われ、これにちなみ「楽器の日」「邦楽の日」「いけばなの日」などに制定されているという。

 

逆に、欧米は新学期は9月。なので、習い事は9月はトライアル。本格的には10月から...といった傾向がある。けれど、私の通う空手教室に興味を示してくれた友人達が数人。秋まで待てない!というので、じゃあ稽古を見に来れば?ついでにやってみる?と声をかけてみた。

 

その「稽古」という言葉...「稽」は「考える」という意味で、「稽古」は「古(いにしえ)を考えるという意味があるという。芸能や武術、技術などを習うことや練習することの他に、昔の書を読んでものの通りや故実を学ぶことも稽古というのだそうだ。先日の座学もそうだが、何かを習うとき、その習い事の由来や歴史を考え、伝統を大切にしながら身につけていきたいものだと思う。

 

暮らしの歳時記...四季折々の節目に、生活や自然を見つめ、改めて日本人の心を育み、素敵で心豊かな生活をもたらしたいもの。

25日前

夏休みを目前にし、今後稽古に来る門下生がどっと減る前に、セミナーというか『座学』が行われた。2008年にミラノに月心会イタリア本部道場が開かれてから初めてのイベントだという。



それは、「空手を習う意義」から始まった。

武術は武士道の精神の元に成り立っている。
空手に「道」が付いているのは、空手プラス武士道の「道」、即ち空手と武士道は一体であり、それが、世に伝わる「心技一体」。自分の命を守る、大切な人の命を守る、という点においては、武士道の五常の徳を軸としていると説明された。

「仁」・・・・優しさ、真心、慈悲の心
「義」・・・・正しい生き方
「礼」・・・・感謝の心、謙虚さ
「智」・・・・善悪を見極める力
「信」・・・・信念、信頼

 

隣で、自分は日本の侍の生まれ変わりだと豪語しているF爺さんが、「自然の法則と同じだ」とブツブツ言っていたが、武士道精神とは、決して武士だけの思想ではなく、日本人、そして本来はすべての人の思想的根幹だったのではないだろうか?と思う。

 

受講生は、下は4、5歳から、そして上は78歳、また日本人、イタリア人、その他外国人と人種は様々...講義は日本語とイタリア語で行われ、誰もがわかるよう、具体例を加えながら説明されていった。

 

自分のためだけではなく、相手のためにも稽古をする。立ち方や「基本」、そして組手で強くなるワンポイントなどなども話された。

 

そして、日常生活に活かす空手道の話は興味深かった。直接空手に関係あるの?と思いがちだが、積極的に、人を助ける。人が喜ぶことをするが、やったことはすぐに忘れること。けれど、人から優しくされたり、されたことは絶対忘れず感謝する心を忘れないように、ということだった。「懸情流水 受恩刻石(情を懸けしは、水に流し、恩を受けしは、石に刻むべし)」という言葉がある。これは仏教の教えにある言葉で「他者にかけた情け(与えた恩)は水に流して忘れる。他者から受けた恩は心の石に刻みこんで忘れてはならない」という意味だが、確かにこの世の中、その教えの逆になりがち。かけた情けのほうを石に刻み、受けた恩は水に流して忘れてしまう。つまり、してあげたことばかり覚えていて、していただいたことは忘れてしまうものだ。

 

また、非常にかわいかったのは、親の覚悟、ということで、ここでは子供には聞いてほしくないんだが...というと、素直に耳に指で栓をする子供たち。笑

 

 

これまた、空手に関係あるの?と思いがちだが、人に頼まれたら喜んでする。「誰かの助けになる」という生き方。人に感謝される生き方というのを勧められた。

 

よくいるでしょ?次から次へと、人に頼まれる人。なんで私?とは決して思わないこと...と師範。あちゃー、それっ私だわ。思わず目を挙げられず。人に何も頼まれないよりも頼まれる人になること。それはその人の成長となる。...はあ、今後は喜んでお受けいたしまする。

 

本来私は、個人的に色帯と黒帯の技術面はもとより、精神面の違いを一般論として質問したかったけれど、講義中にも色帯の下から見られて恥ずかしくない行い、技術を身につける、模範...と言うお話もあったので、まあいいかな?と思い敢えて質問しなかった。これは私自身が理解すれば良い問題なので。

 

人を育てるとは「知育」「体育」「徳育」から成るわけで、武士道の素晴らしさ再確認した。今回はあくまでも「空手道」の概論であったので、普段師範の書かれる「道楽」というレポートやブログを読んでいれば、重複する部分もかなりあったが、普段本を読んだりして、知識だけを身につけるよりは、実際耳で言葉を学び、考え方を学び、本質を見極める目を養う...実技とは別の、意義ある時間であった。
 

講義のあと、普段なら何もせず帰ってしまうイタリア人、せっせと椅子を片付ける日本人保護者の空気を感じ、動いており、いい感じ! と思った。

26日前

いきなり夏に突入したミラノ。
もう体がついていけません。

とりあえず夏バテを避けたいもの。

以前に比べ、汗は出るようになった。とは言え、体温を一定に保つために、汗は必要だが、汗とともにナトリウム、カリウム、カルシウム、ミネラルなどが一緒に排出されてしまう。その結果、体内のミネラルバランスが崩れ、疲労感が生じてしまうというわけ。

 

日本や去年出かけたドバイのように、建物の中は、冷房がガンガンかかり、外はとろけてしまいそうな暑さだとその温度差に体の体温調節機能が狂ってしまいそうだ。そこはここはミラノ。良くも悪くもまだなんとか助かりそうだ。

ところで、夏バテを防ぐにはズバリ(っていうまでも無いが!)自然なリズムの生活のもとに、栄養バランスのとれた規則正しい食生活を実行することが重要。

それプラス、積極的に摂りたいのがクエン酸。


すっぱい成分として有名なクエン酸。クエン酸は、食物が体の中でエネルギーに変わる過程(クエン酸回路)で働く、有機酸の一つ。エネルギーを生み出すには必要不可欠だという。

逆にクエン酸が不足してしまうと、『乳酸』と言う疲れや肩こりのもとになる成分が体の中に増えてしまい、またエネルギーの生産が十分に行われにくくなり、これが夏バテや疲れの原因となる。

運動をすると体の中に乳酸が溜まっていくが、レモンにたっぷり含まれるクエン酸には、この乳酸を分解し、体外に排出してくれる働きがある。

クエン酸は、乳酸が生成されるのを妨げる効果もあるので、運動前に摂っておくことで疲労予防にもなるという。

また、レモンに豊富に含まれるビタミンCには、抗酸化作用・美肌効果・免疫力アップ・ストレス緩和など、様々な健康効果もある。

そこで、はちみつレモンを作った。これを水で薄めて毎日朝と夜に飲んでいる。

 

 

そしてなんでも「レモスコ」。

 

 

意外に感動したのが、ピッツアにレモスコとたっぷり黒胡椒。夏にピリ辛酸っぱい!食欲増進。ぜひお試しを〜。

26日前

 
 
昨日、メルカートで鯖を見かけた。あれっ鯖って今の時期だったっけ?日本だと確か、秋から年末だったような気が...
 
ヨーロッパでの鯖は3〜8月頃が旬で、地中海、大西洋、黒海あたりを回遊しているという。特に大西洋鯖(ノルウエー鯖)は日本にも輸出されており、日本人もよく食している。
 
個人的に鯖寿司は苦手だが、トルコの鯖サンドは大好き。子供の頃、鯖寿司で当たった人の話を聞き、鯖に対する拒否感が拭えないのだが、鯖は鮮度と寄生虫に注意が必要とはいえ、最近では、冷凍技術が発達したため、鮮度を保った上に、完全に凍結させてアニサキスを死滅させることができる。
 
そして、不飽和脂肪酸の一つで、体にとって積極的にとりたい必須脂肪酸の一つである”オメガ3”というのを含んでいる。DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)α(アルファ)リノレン酸の3つであり、ガン予防、糖尿病予防、心臓病、アトピー・喘息、アレルギー・花粉症に効くと言われている。
 

アジ、鯖、イワシ、カツオ、マグロ、サンマ、ブリなどの青魚と呼ばれる魚を週2回食べると心臓系の病気を避けられるという。ちなみに、なぜ「青魚」と呼ばるか、というとこれらの魚の他に、海水面の近くを泳ぐほとんどの魚が青魚と呼ばれているのだが、海水面の近くを泳ぐことで、海鳥に狙われやすいのだが、背が青いので目立ちにくく、海の下にいる大きな魚からは、腹が白いので目立ちにくいようだ。

 

話はもとい、メルカートの魚やの前を通ると、アジが売られていた。あ〜アジの開き、食べたい!一夜干しできるというが、自分でおろせないし... すると、鯖が切り身になって売られているではないか!お〜、これなら私も調理できる!鯖は塩焼き?と思っていたら、一緒にいた友人に塩麹で調理しても美味しいですよ、と言われ、じゃあそうする!といって子供達二人と自分の分で、5切れ購入。5切れで2ユーロでお釣りが来たから驚き!!帰宅後早速仕込み。

 

途中で、味噌味にしよう!と思い、冷蔵庫を漁っていたら、ゆず味噌を発見!お〜では、ちょっとみりんでといて、魚に塗り込んで焼いてみた。

 

IMG_20170601_210707948.jpg 

 

ファッロとラタトゥイユと鯖の塩麹味噌焼き。ミスマッチのように思われたが、美味い!!自画自賛。しばらくクセになりそう。

 

 

 

 
 
 

ミラノの日常 第2弾

作者:ミラノのそふぃあ

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで19年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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