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ミラノの日常 第2弾

119日前

 

今日6月25日の夜明け、イスラム教徒のラマダンが終了した。

 

ラマダンの断食は彼らにとって宗教上の儀式。1ヶ月もの間、渇きと空腹に耐える苦行に思えるが、敬虔なムスリムは毎年のラマダンを心待ちにしているのだそうだ。空腹に耐えて自己の欲望を制する自己鍛錬。食べ物があることに対する感謝と食べるものさえない貧しい人への理解。同じ境遇を共有することによって、家族とコミュニティへの理解と絆を深める、という。

 

宗教上の報いのほかにも、自分自身と向き合きあえる大切な時間として得るものは大きいと思うが、灼熱のミラノ。断食とはいえ、日没から夜明けまでの間に食事はできるそうだが、熱波の影響で毎日35-36度、しかも蚊の多いミラノ。食欲ってあるのかしらん?!

 

ラマダンが明けると”Eidal Fitr"「イド・アルフィトル」と呼ばれるお祝いを盛大にするそうで、ミラノのPalasharpというところでイベントが行われるようだ。

 

また、パパ様及びミラノ大司教区のスコラ大司教がイスラム教徒に当て、手紙を発表された。カトリック教会が世界のイスラム教徒に対し、「イド•アルフィトル」にあたり祝福メッセージを出すのは、今回で50回目だという。

 

”互いに兄弟愛をもって心から愛し、競って尊敬しあいなさい。”(ローマ人への手紙12:10)

 

我がパロッキアの夏のオラトリオにもイスラム教徒の子供たちの参加者は多く、子供なので、ラマダンは省略されたようだが、それでも豚肉は食さないので、彼らのためにメニューは準備され、パスタも彼らように配膳されている。

 

ラマダンが終了しても各国でのテロの警戒は続いているようだが、誰もが力を合わせ、安心して生活できる世界、世界平和がもたらされますように。

 

http://www.vatican.va/roman_curia/pontifical_councils/interelg/documents/rc_pc_interelg_doc_20170519_ramadan-2017_it.html

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12278571642.html

121日前

8月20日、横浜にて所属している琉球少林流空手道「月心会」の全国大会が行われる。

空手を始めて2年。子供達も松濤館空手から移籍し2年、初めての出場となる。イタリア支部からの参加者は21名。初出場の人たちは、一試合でも勝てるように。でも我が家に関しては、入賞を目指すこと!といきなり高いハードル!確かに色帯のうちにタイトルを取っておかないと、黒帯になったら上には上が山ほどいらっしゃるわけで一勝さえも可能性は低くなる...というわけで、やるなら「今」でしょ!となるわけか...

 

しかも、私が参加するカテゴリーは既に50歳以上の「シニア」。とても貫禄あるカテゴリー?!。それでも男女ともに戦うが、色帯、黒帯は別々。そりゃそうでしょ!50歳代以上の黒帯と言ったら、ほとんどが師範またはそれ以上の方々か指導者クラス。彼らは彼ら...と割り切りたくても参加するモチベーションも盛り上がらない!とはいえ、シニアの色帯の参加者は10数名なので、他のカテゴリーに比べると、イタリア本部では一番入賞の可能性が高い?またはそうでないとまずい?ポジション。途中でころっと負けたら、それは罰が下りる!とまで脅かされている始末。師範はどんだけ私にプレッシャーをお与えになるのか...

 

さて、この時期、稽古に出ると、毎回、大会参加者は別プログラムが準備されており、外に出たり、一般門下生とは別のことをしていた。それを見て、特にどうとは感じずも「ふーん」と思っていた。今年、自分がその立場になり、今までの稽古はなんだったのか?と思うくらい、集中的に、細かいスパルタ指導が始まった!絶対、完璧どころかokが出ない。どうしてもできない部分がある。上半身のバランスが悪いと言われ、いきなり刀を渡されて、ポール2本10センチくらいの距離に置かれ、刀をその間に振る練習をするようにと言われる。しかし、両脇のポールには触れてはいけないという。ムーリー。

 

右手はただ、刀を持つ左手に添えているだけなので、実質的には左手だけで刀を振るのだが、ポールに当たる当たる...刀を振りつつ、感覚がなくなっていく...100本打つよう言われたが、気づくと180本ほど打っていた。では、前後に足を出しながら、刀を50回振ってみて、と...剣道かい?!

 

ちなみに、空手の修行といえば、映画「ベスト•キッド」のミヤギ先生を思い出す...

「ダニエルさん、ワックスかける!ワックスとる!」「ダニエルさん、右手でする。 左手でする。」「ダニエルさん、アップ。ダウン。アップ。ダウン。繰り返し」...流石にそれはさせられていないけれど。爆

 

ところで、T子さん、何を目指しているの〜?よく友人に言われる。何を目指しているのか?というよりも、的を絞って「何のために空手をするのか?」をそれが重要。当たり前だが、今更オリンピックを目指すわけでもなし、ダイエットや健康維持、ましてや喧嘩に強くなりたいとか痴漢防止のため、というわけでもない。強いていえば、「自己鍛錬」か?アラフィフ女の挑戦。自分への挑戦。苦笑

 

この「鍛錬」という言葉を、宮本武蔵は「五輪書」で「千里の道もひと足宛はこぶなり。先日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」と言っており、それに関する解釈を以前師範は通訳をつけ説明された。

 

1年365日。1日最低3回ずつでも型を打てば1000回にはなる。毎日欠かさずにやり続けていくと、その型は体に染み込み安定感が出てくるという。なので、最低でも3年以上、紫帯以上の保持者の型は、安心して見られると師範。今日昇級試験を受けたが、常に型がぶれない芯があり、しなやかでそれでいて強さと安定感があるか?!といえば、まだまだだ。始めて2年。やはり型は打つ回数に差が出るのだろう。どう考えてもまだまだだ。

 

ところで、「鍛」も「練」も辞書を調べると「ねりきたえる」という意味がある。

その違いは、「鍛」は金属を打ち鍛えること「練」は絹糸をねることとある。また金偏の「錬」の場合は、金属に焼きを入れて硬質なものに鍛える、とある。いずれにしても、千日の稽古は形作りで、万日の稽古はより繊細に、完成度の高い仕上げを目指すということだろう。

 

今年の全国大会は、初めの一歩。悔いなきものにしたい。

 

 

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12210431491.html

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12150186485.html

 

122日前

 

毎日が異常に早く、夏のオラトリオも2週目が既に終わろうとしている。


先週末から担当司祭が中学生を連れてアオスタの山に出かけていた。
 
第1週目は子供達は140人前後だったので、2週目は中学生の一部が減って100人ちょっと。なのに、なぜか怒鳴りまくっているアニマトーレ。とにかく、言うことを聞かない子供達ばかりなのだ。また、顔をしかめてしまうくらい、この子たちの家ではしつけというものが存在するのか?と思ってしまうくらいひどい。だからと言って、怒鳴りまくることで良い結果が出るわけもなく、かといってどうすべきか?頭を抱えてしまう。自分の家の子達を棚にあげる気はないが、苦労はしているものの、まだマシだ!と思えてしまう。きっと現地校でも教師軍は彼らに手を焼いていて、ある意味、もう見て見ぬ振りをされている子供達なのかもしれない。可哀想といえば可哀想だ。とにかく、地域柄 、外国人ばかり。イタリア人の方がマイナーに思えてしまう。
 
オラトリオ第1週、1日遅れて入ってきた7歳のパオロは、私のことを大好き!といって抱きついてきたにもかかわらず、翌日からは怒鳴れっぱなし。彼は常に怒っていて、眉間にしわを寄せている。「パオロ、何をしたの?」と言っても、両腕を組んで、怖い顔をして「あっちへ行け!」「うるさい!」と言う。会うたび、声をかけても常にこの調子。大きな水鉄砲を持ってきていたので、さすがにそれは取上げられ、帰る時に返すから、といってバールの棚の高いところに隠されてしまった。その時、私はバールの中のキッチンで洗い物をしていたのだが、「鉄砲を返して!」といってきたので、「夕方ね」と言ったら、怒って外から鍵を閉められ閉じ込められてしまった。大声を出して やっと外から開けてもらうと、今度はバールの外にあったゴミ箱が2つ倒されていた。
 
その翌日、昼食中、パオロが高校生に付き添われ、食堂から遠く離れた廊下で食事をしていたので、また、「何をしたの?」と聞くと、仲間と喧嘩をしてコップに入っていた水を相手にかけたと言うのだ。毎日そんな感じで、食後、掃除をしていたら、また別の高校生に連れられてきて、この子に掃除を手伝わさせてください、と頼まれた。「罰か?」「パオロさあ、家でもいつもマンマに怒られる?」と聞くと、「全然」と言う。「学校ではブラーヴォなの?」と聞くと、「そうだ」と言う。(本当かなあ?)僕は何人?と聞くと「イタリアーノ」とつぶやく。ああ、「イタリア生まれだものね。」というと、「シチリアーノだ」という。えっそうなの?じゃ、マンマは?と聞くと、「エリ トリア人だ」という。エトルリア?と思ったが、あれは古代イタリア人だ。エリトリアってどこだ?母親はカトリック信者だと言っていたが、エチオピア人に似た雰囲気があった。あの辺か?苦笑 「じゃ、パパは?」と聞くと、「シチリアーノ」という。イタリア人じゃないんだ。苦笑 確かに濃い顔をしている。掃除をしながら、おしゃべりをした。アニマトーレのいうこと、聞かないとダメだよ!というと、恥ずかしそうに「うん」と言っていたが、昨日は来ていないようだった。(逆に不在だとすぐわかる!いてもすぐにわかるが!)
 
それでも、多少似たり寄ったりのイタリア人もいて、本当に神経が磨り減りそうになってしまう。
 
そして、お昼の配膳はもう戦争のよう。私とだれか大人がパスタをお皿に入れていき、それを高校生たちがお盆に乗せて配り始めるのだが、無駄なくタイミングよく渡せるよう、努力してくれているのがわかる。人間要領だけじゃないと最近書いたが、この場合は、今年は皆が要領よく動いてくれて素晴らしいチームになった。配膳後、大急ぎで立ちながらパスタを流し込む?が、椅子を持ってきてくれたり、水を持ってきてくれたり、イタリア人の高校生男子は優しい。合間をみてリンゴを切ったり、ヌテッラを塗ったパンをおやつに準備するが、その後に掃除。これまた時間との勝負。今年はテキパキとし、お互いをカバーしあえるメンバーで本当にラッキー。
 
 
工作のラボラトリオでは第1週が、曼荼羅塗り絵。そして2週目は、トイレットペーパーの芯を使ったペン立て。小学校低学年対象で、なんと全員外国人。でも私のグループは非常にお行儀も良く、微笑ましいグループだった。来週何するの?声をかけてもらえて非常に嬉しい。
 

123日前

今朝、メルカートで友人に勧められて買ってみた野菜。

 

 

あれっ、もしかして、昨年すでにブログに書いた?と思って、自分で自分のブログを検索してみたら、やはり書いていた。あちゃ〜。爆

 

その名もCavolo rapaだった。カーヴォロ•ラーパ。 キャベツ蕪?

コールラビとは、語源はドイツ語で、キャベツの意味のkohlとカブ B. rapaの意味のrabi。和名はカブカンラン(蕪甘藍)、キュウケイカンラン(球茎甘藍)、カブタマナ(蕪玉菜)。いずれも Kohlrabi の直訳で甘藍、玉菜=キャベツだというが、友人は生姜と共に漬物にすると美味しいと教えてくれた。

 

見た目は変形カブだが、味的には、食感が蕪のような大根のようで、味的にはブロッコリーかキャベツのイメージ。栄養成分及びバランスはキャベツのそれと似ているという。また、生の状態はシャキシャキとした食感を、炒め物はコリっとした食感、そして煮物では大根のように出汁を吸ってとろっとした感覚を...1個で3度美味しい!爆

 そして、抗酸化作用による老化防止やコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCを多く含み、また茹でても栄養成分は流出しにくいそうで、炒め物や茹で野菜など加熱調理しても良いし、もちろん生でも頂けるそうだ。ちなみに、バングラデッシュ人の屋台では、「ジャガイモみたいに調理する」と言っていた。

 

収穫時期は、初夏と晩秋。けれど、大きく成長すぎると固くなり、中にスが出来やすくなりその後どんどん木質化が進むという。選ぶときは直径6-10センチ程度で持ったとき、ずっしり重さを感じるものが良いよう。

 

イタリア料理のレシピを見ていると、サラダにするか、タルトにするのが多いようだったが、日本のレシピを見ていると、中華風が意外に多かっただろうか?とはいえ、やはり夏なので、浅漬け、柚子胡椒が効いたポタージュというのもちょっと気になる...

https://cookpad.com/recipe/835907

https://cookpad.com/recipe/2397596

 

それにしても、外見がエイリアン的な野菜。映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場するキャラクター、「リトルグリーンメン」に似て見えるのは、気のせい?

 

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12096981659.html

124日前

 
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夏至とは、一年で最も昼が長い日のことを言う。

 

 

太陰暦では一年を二十四等分して(二十四節気)、季節の変わり目を表していた。夏至は二十四節気のひとつ。春から順番に春分、夏至、秋分、冬至と一年はめぐっていく。

この春夏秋冬のサークルで夏至の反対側にある冬至は、一年で最も昼が短く、夜が長い日。だいたい12月21日か22日ごろになるのだが、夏至と冬至では、昼の時間が約4時間から5時間弱も違うというから驚いてしまう。
 
また、昼が長いということは、それだけ太陽が長い時間出ているというわけで、当然気温が高くなる。
 
しかし、日本の場合、夏至が梅雨の時期と重なっているケースが多いので、実はそれほど暑さを意識することはないようだ。
 
こちらは日本(東京)とイタリア(ローマ)の今週の日の出と日の入りの比較。
 
 
 
その日の最高気温というのは、日射量が最も多いとされる12時よりも1−2時間遅い時間になることが多い。それは気温上昇は太陽高度だけによるものではなく、太陽の光で暖められた土や建物の温度が空気に伝わることで発生するからと考えている。
 
この時期、雨の多い日本ではそれほど暑さは感じなくても、こちらミラノは日照が長い分、夕方になると地表や空気が温められどっと暑くなる。
 
自転車で移動し、オラトリオで子供達と群れ、すでに浅黒い。50代でドカタ焼けってまずいでしょう?海にいって、満遍なく焼かないと...
 
ところで、夏至には、菖蒲湯に入り、(新小麦の)小麦餅、タコ、イチジク田楽、焼き鯖、タコ、水無月、うどんを食べる風習が日本各地にあるようだ。
 
いつも茹でたタコを冷凍にしているので、今日は、タコとジャガイモとセロリをいれたサラダでアペを楽しむか?
 
 

ミラノの日常 第2弾

作者:ミラノのそふぃあ

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで19年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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