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Tatsunosuke Satake blog

1年以上

 去年の冷夏に比べると、今年は嘘のように猛暑が続いているミラノ。パスタを茹でるのがしんどいぐらいの暑さです。
 ミラノエキスポは7月11日にジャパンデーを迎え当座の盛り上がりを迎えたようですが、現地開催国のイタリア・パヴィリオンに次いで人気といわれる日本館に娘と行ってきました。 世界初の食がテーマのエキスポということで巨大なインターナショナルレストランみたいなものを想像していたのですが、レストランが併設してあるパヴィリオンは全体の6分の1?程度のようです。
 日本館の観覧時間は約50分と長め。そのせいもあり入場時にも並びますが、個人的には一番感動したパヴィリオン。やはり自分のなかに流れている血は、日本のものなのだと体感させてくれたパヴィリオンでした。
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 食、文化、技術開発などの展示の最後にあるのが体験型「フューチャーレストラン」。40度近くあるとても暑い日でしたが、娘も気に入ったようで2回来場しました。イタリア館は僕は初日に来場しましたが、娘は猛暑のなかに延々と連なる行列に入場拒否。現在エキスポの入場料は39ユーロですが、夕方7時過ぎからは5ユーロになるようで、涼しくなってからの来場も多いよう。
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 日本館にはレストランも併設しており、娘は天丼を注文・・・、エビ天ぐらいしか食べず、戻って来てモスバーガーのフライドポテト、鳥のから揚げも食べました。
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 僕はココ一番のカレー。なかなか娘を連れて日本に行くのは難しいのですが、こっちに住む側のからすると日本の雰囲気が楽しめてとても良い思い出となりました。
1年以上
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 サイトの立ち上げでベルガモの有名な美術館を取材しに訪れ、修復中と聞いて長い坂道を引き返してフウフウ登ったのはちょうど7年前の今頃の季節だった。
 まさかその時はこの美術館が7年間も閉館するとは思っていなかったし、正直再開するという可能性があることさえ忘れていた。7年という期間にはそれぐらいの空白がある。
 この間美術館がリニューアルオープンしたことを知り、再びまたこの坂道を歩いてみた。
 坂道というのは記憶のどこかに溜まり易いのか、7年前も同じように中世の美しい街には初夏の日差しが眩しく降り注ぎ、同じように汗をかいて歩いていたことを思い出した。
 この美術館は1796年から開館しているとのことで、長い歴史と比べれば7年ぐらいたいしたことはないのかもしれない。それでも美術館の前で写真を撮ったときに、イタリアに移住してきたばかりで不安ばかり感じていた昔の自分がどこかそこらへんにいるんじゃないかという錯覚に陥った。

  7年の沈黙を破り再開したアカデミア・カッラーラ(Accademia Carrara)は美術学校を併用した美術館で、ルネッサンス期の傑作がコレクションの中心。代表的な作品はサンドロ・ボッティチェッリ(Sandro Botticelli)、アンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegna),ロレンツォ・ロット(Lorenzo Lotto)、ベルガモは中世ベネツィア共和国に支配されたいたこともあってか、ティツィアーノ(Tiziano)、ジョヴァンニ・ベッリーニ(Giovanni Bellini)などベネツィア派の巨匠の作品も数多くある。
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 ラファエロ・サンティ( Raffaello Santi)がこの美術館の目玉、という非常に豊かなコレクション。
 7年越しに名画が鑑賞できたので、ありがたみも倍増という感じの訪問となりました。

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 アカデミア・カッラーラ(Accademia Carrara)
住所:Piazza Giacomo Carrara 82 Bergamo
HP:http://www.lacarrara.it/  (開館時間は2015年7月以降変更となるのでHP参考)
入場料:10ユーロ 
ベルガモ駅からのアクセス:バス7番 
1年以上
生ハムメロン_R
  先日久しぶりに美容室にいって「最近ブログしてないですよね?」と友人にいわれて、そういえばと思い当った。
 
 こうゆうのって、一度止まると、考えてしまってなかなかきっかけが掴めない。と、いうことで今回は簡単なお話。
 
 先週は30度を超えるかなり暑い日が続いて、プーンと蚊も踊りだすような季節になってきた。

 イタリアでは夏になると生ハムメロンをよく食べるらしい。

 僕が生ハムメロンという、不思議な相性を持つ食べ物を初めて口にしたのは友人の結婚式でのことだった。なんだこの不思議な食べ物は?というのは覚えていたが、覚えている限り日本に住んでいたときに食べたのはそれ一回きりだった。日本では高級なものというイメージ。
 
 こちらではメロン 1個 約1,5ユーロ
 生ハム 100g 3,5ユーロ  也 と
 かなり庶民感覚の食べ物なので、おなか一杯食べることができます。

 生ハムの白いラードが乗ったところを、メロンの汁がその油を溶かすようにして浸透してゆき、溶けた油がよりハムの香りをひきたてるような不思議な味わいの食べ物。
 これ自体はこれでおいしいのだけど、これと合わせるお酒がよくわからなくて、ビールを飲み、白ワインを飲み、赤ワインを飲み・・・とやっていると、まあ結局なんでもいいやって感じになってしまう。

 あとレストランなんかで生ハムメロンを食べているとなんだか間抜けな気分になるのは僕だけでしょうか。

 とりあえず、もう夏です。
 
1年以上
吉岡氏(写真) (3)_R

Qご自身の作品群を通して子供たち、人々に夢を与えるということを意識されていると伺いました。近年夢が少なくなってきていると言われる日本ですが、人々の夢を膨らませるのに足りない要素、方向性などについて思うことがあればお聞かせください

 あんまり夢を持てないというのは、大人のせいだと思います。私が幼いころは、そんなに裕福というわけではなくても、漫画とか、そうゆうものにすごく刺激を受けて、そうゆう経験があるから夢が持てるような考え方ができるようになったと思います。
 たとえば最近はTVを見ていても、あんまりワクワクしないというか、ネットでいろんなことが処理されてしまって、均一的な人間性しか再生されないようになってきているような感じがします。いろんなものが、簡単に扱われてしまっているように思えますし、すべてが答えに対して近道を示唆していると言えばいいか…、ネットによってやってみなくても調べればわかったような気になってしまって、良くも悪くも努力をして成果を出すということが昔から比べると体感しにくい時代であり、なかなか人々の感動につながらない。
 物を作るときには『大変だったでしょう』って言われるんですけど、大変なのは当たり前で、と、毎回思っているんですけど、やっぱり近道をしようとするとそれが作品に反映してしまう。なので、できるだけ努力を惜しまない姿勢を心掛けています。作品に偶然性を取り入れているのもそのような楽しさがあるからです。
 皆同じ道具を使って、同じ考え方をして、同じような体験をしているような時代になりつつあるように思います。それはネットの広がりによって情報というものがますます均一化されているということですが、そうすると特徴のある考え方というものが成立しにくくなってしまいます。そうすると結果、特徴のあるデザインというものも生まれない。
昔は作品を見れば、あ、あの人の作品かなってすぐにわかったのに、今はわかりにくい。誰がデザインしたんだろうって。だからすごく強い個性というものがあったほうがいいと思うし、そうゆうものに寛大になることで人々の夢も広がってゆくだろうと思います。

 吉岡様この度はご協力誠にありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
1年以上
Kartell「PLANET」_R
Kartellより発表「PLANET」

 Qクリエイターであるために、物を作る際に普段から心がけていらっしゃることなどはありますか?

 物を作るというエネルギーと物を売ってゆくというエネルギーは違うものだと思うのですが、企業とコラボするときに意識するのは企業が求めているものではなくて、世の中の人々が求めているものを確実に読み取る必要があると思います。たとえばジャーナリズムが欲しがっているものと、世の中がリアルに求めているものとは違う場合もあります。企業というのはビジネスですから、制作コストですとか他にも取り巻く要素があるわけですからより売る方のバランスが強くなるわけです。それでも売れることで多くの方に使ってもらえますし、プラスの部分も多くあるわけですが、個人の作品というのはそういうしがらみから解放された立場で作っています。たとえば自分が死んだあとでもいいし、作品というものは長いスパンで受け入れてもらえればと思っています。
 その時に応じて作りたいものは違って、費用のかかるもの、作るのが難しいもの、いろいろあるわけですが、それは依頼されて作るわけではなくて、自分の作品として作ってしまいます。普通デザインは依頼があって仕事になるんですが、依頼されずに未来に対して残したい作品を作ってゆきたいとは思っています。この間ガラスで茶室を作りましたが、あれもかなり時間をかけて作ったわけですけど、頼まれたわけではありません。
自らの考えでものづくりをしているわけですが、それでも作品が50年、100年と残ってゆくものができているのではないかと思っています。
 自分の作りたいものを結果にしていこうというモチベーションのようなものはただ純粋に自分が見たいということです。自分で体験したいというか、出来上がったときにどんな感じになるのかなというのを見てみたい。やっぱり自分で作って自分で感動したものは人にも勧められると思うのです。
たとえばプロの人たちにはうけがよくて、一般の人にはうけがよくないという作品がありますが、自分で見て、感動できたものだから人に勧められると思います。だから『これでいいんじゃないかな』って思った瞬間に、それは魅力がないものになってしまう。見る人はちゃんと見ていますし、『なんでこんなことにこんなにこだわるの』と言われることも多いですが、こだわりのないものは誰も欲しがらないし、クオリティの高いものでないと最終的には結果にならないと思います。
 たとえば、昔は作品を作ってもらう職人さんに気をつかっていました。こうゆうところを急に変更すると悪いかなとか、こうしたほうが簡単なんじゃないかなとか、気を使ってたわけですが、でもあるときにそうゆうことを辞めました。というのも、中途半端なものを作っても職人さんも自慢のできる仕事にはならないと思うからです。どれだけ大変でも、そこで少し関係が悪くなっても、最終的に良いものができると『ああ、やって良かったな』っていう感じで次に繋がってゆきます。物を作る同志みたいなものなので、物づくりのクオリティを共有するという関係性があって、今はより良く続いていると思います。

 MOROSO「Brook」_R
 MOROSOより発表「Brook」

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作者:tatsunosuke satake

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イタリア・ミラノ在住のフリーライター佐武 辰之佑のブログです。日々の生活を綴っています。ミラノのイベント、お店などの紹介もしています。

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