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イタリアより食とワインと山の魅力を

11日前
こんな贅沢な試飲会。。。バローロとバルバレスコの生産者が120社以上勢ぞろい!

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それだけでもすごいのに、会場が、、、なんと世界遺産として登録されているカリニャーノ宮殿。
トリノの町の中心地だから、ミラノ在住の私にとっても行きやすい。

17世紀にバロック様式で造られたサボイア王家が住んでいた宮殿なのだ。

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今回の新発見は、バルバレスコを造るCa del Baio。試飲したのはVallegrandeとAsili。ビンテージはどちらも2015。
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やはりバルバレスコだけど、PaitinのSerraboellaもよかった。こちらもビンテージは2015。
   
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バローロは、大半の生産者が2014年を出していた。残念ながら2014年は、夏、雨が結構降り涼しかったので、良いビンテージとは言えない。期待薄で行ったのだけど、どうして、どうしてなかなかの出来であった。
もちろん、ある程度目星はつけていったのだけど、20種類ぐらい試飲した時点で、どれもこれも甲乙つけがたい、美味しいわ~っと思ってグラス片手に会場を歩いていると、すごい人だかり。。。。
Domenico Clerico! 昨年長い闘病の末、亡くなってしまったドメニコ。
彼のBarolo2014を口に入れて、声を失った。。。今日、今まで飲んできたのはすべて美味しかったけど、これは別物なのだ。
甘いタンニン、ジャム、今すぐ飲んでも十分楽しめる。ワインラバーの心をしっかりつかんでいる!
Pajana2013、Ciabot Mentin2013。。。。そして、Percristina2008。2013はグッドビンテージだけど、2008は超グッドビンテージなのだ。

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バリック香が強すぎて、あまり好きでなかったLa Spinetta。。。醸造方法を変えたんだろうな。。。これもClericoと肩を並べる逸品だった。

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やはり有名になるには、理由があると納得。

ビオブームのせいだろうか。。。。たくさん試飲した割には、酔いが回らなかったような気がする。。。
とは言っても、会場出口での演奏会の写真を撮って、家に帰って見たらぶれてた。。。酔ってたのかなぁ?
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31日前
ピエモンテ州の代表的な品種・バルベラ。
バルベラがこれだけたくさん栽培されているのには理由がある。
生産量が気候にあまり左右されず一定であること。
皮が薄いので、ブドウから、たくさんのモストが手にできる。
濃い色の、アルコール度数が高いワインができる。
酸度が高いので、保存がしやすい。
冬の寒さ、夏の暑さ、干ばつへの耐性が高い。
たくさん房がつく。
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上述したメリットは、現在のワイン造りには、重要視されていないことの方が多いけれど、昔は限られた畑からたくさんのワインを造らなければいけなかったので、バルベラは人気があった。
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今日の試飲会では、数多くのバルベラを試飲した。
一言でいえば、バルベラは飲みやすいワイン。程よい酸度、タンニンもそれほど強くない。
2014年は、難しい年だった。
まるで、ランブルスコか?と疑いたくなるような、濃い色のバルベラが多かったのも印象的。
そして、バルベラといえども、そこにタンニンの存在を感じるのは、やはりピエモンテのワインだ、と一人納得した夕べであった。
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32日前
先日知った衝撃的なこと
メルローという有名なブドウの名前はどこからきたのか知っていますか?
和名はクロウタドリ(ツグミの一種)でイタリア語ではメルロと呼ばれる鳥が、このブドウの実が大好きだから、なんだそうです!
この鳥は、真っ黒で、春先きに高いところに止まって、よくピーチクパーチクおしゃべりします。まさに、黒歌鳥!

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写真・lastampa.itより

余談ですが、ミラノでは、1月の月末の最後の3日間をメルロの日と呼びます。それは、ある年、とても寒くて、その時までは白かったメルロが、寒さに耐えかねて煙突に潜り込みました。寒さが和らいで煙突から出てきたメルロは真っ黒になっていたから、、、という言い伝えからだそうです。
土着品種が好きな私ですが、これを知ってから、メルローに愛着が。。。(笑)

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68日前

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写真のおろし金は、なんと、、、乾燥させたトウモロコシを削って粉にするため。
そうです!ポレンタのために。
ポレンタって、北イタリアのイメージが強いかもしれませんが、イタリアを南北に走るアッペンニーノ山脈の山麓なら、南イタリアでも食べる習慣があるのですよ~。
トウモロコシを南米からイタリアに持ち込んだのは、コロンブス。もとはと言えば家畜の飼料でした。でも、寒冷地に住む人々が冷害で小麦を手にすることができず、飢えしのぎに食べ始めたそうです。ナポリやローマ当たりの人は、北イタリアの人たちを”ポレンタ食い”と言ってバカにします。(笑)

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イタリアの北東では、白いトウモロコシから作った白いポレンタもあります。
ポレンタしか食べれなかった貧しかった時代には、ビタミンBの欠乏により、ペラグラという病気にかかった人が大勢いたそうです。
日本人の口には、あまり合わないかもしれませんが、すでに味覚がイタリア人化している私にとっては、冬の欠かせない一品です。


70日前
19世紀にヨーロッパじゅうを襲ったフィロキセラ。
イタリアにフィロキセアが入って来たのは、フランスより10年以上遅れたようです。
ただし、お金がなかったイタリアは、その対策に遅れを取りました。

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もちろん、今は台木を使ってブドウ栽培をするのが普通。でも、イタリアをくまなく探すと、台木を使っていないブドウからワイン造りをしている生産者がいるのです。
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砂地だったから、とか気象条件に恵まれたから、等の理由で、台木無しのブドウが生き延びたのです。
でも、やはり今でもフィロキセラに害を受ける危険性はあります。

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その上、今やワイン会は、有機栽培が主流なので、どの生産者もなるべく農薬を使わないようにしています。
となると、台木無しのブドウ栽培は、とても勇気のいること。
そして、ブドウの収穫量も、通常減少します。

そんな勇気のある生産者が心を込めて造ったワインを試飲しました。


イタリアより食とワインと山の魅力を

作者:ワイン・チーズを通してイタリアの食文化を知る

イタリアより食とワインと山の魅力を

1986年よりイタリア在住の筆者がイタリアのワイン、チーズ、食文化をご案内します。イタリアソムリエ協会のソムリエ、イタリア人にとっても難関のオフィシャルテースター(Degustatore Ufficiiale)、そしてイタリアチーズテースター協会(ONAF)の資格を持つ食のエキスパートです。

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