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イタリアより食とワインと山の魅力を

1年以上
ミラノはこの冬初めての雪・・・
昨日の夕方から降り始めた細かい雪・・・
山の雪はいいけど、都会の雪は困る・・・
今週いっぱい寒いらしい・・・

日本ソムリエ協会の月刊誌昨年の11月号のイタリア・スイートワインの記事に続いて、5月には私が書いたアリアーニコの記事が載る予定!
そのために、26種類のアリアーニコのワインをテースティングした。
各生産者から届いたアリアーニコ。
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ブラインドテースティングしたアリアーニコ。
試飲会場ならともかく、自宅で26種類のワインを一度に開けたら、テースティング後に一緒にテースティングした人に持って行ってもらっても、まだ残る・・・

魅力にあふれるアリアーニコだけど、毎日美味しく飲み続けなきゃいけないとなると、それなりの工夫が必要。
行きつけの、こだわりの肉屋に行ったら、子ヤギのすね肉をまるごと売っていた!
レシピはすぐには思い浮かばないけど、こんな貴重なもの、買わない手はない!! それに、何といってもアリアーニコにぴったり合いそうな食材!!!
肉屋のオーナー、アルトゥーロが半分に切ろうか?って言ってくれたけど、せっかくだから食卓にど~んとプレゼンテーションしたいから、って丸ごと持って帰ってきた。

インターネットでいろいろ調べ、自分なりのレシピをアレンジ。
丸ごとのすね肉に、串で何箇所か穴を開け、全体に塩をなすりつけ、厚めスライスしたニンニクをすね肉に差し込む。
オーブンシートを濡らし軽く絞る。
これ、お勧め!
濡らすと、しんなりとして使いやすくなるし、オリーブオイルを使わなくても、くっつかない!
オーブンシートだから、濡らしたって破けない!

で、濡らしたオーブンシートをオーブントレーに敷いて、その上にすね肉を置き、ローズマリーとタイム、薄皮つきのニンニクを丸ごと、胡椒、オリーブオイルと白ワインをかけて230度で15分、その後180度に下げて35分。
あ、電子レンジで丸ごとチンしたポテトも一口大にカットして、すね肉と一緒にオーブンへ。
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美味しそうでしょ???
普段のお昼ごはんにしちゃ、贅沢すぎたかな~?
まるでイースターのお昼みたい・・・

ちょっと飽きつつありそうだったアリアーニコのワインが蘇った一品!
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アリアーニコは不思議なワイン・・・
抜栓直後、気になる臭いのするワインが何本かあったのに、数日経ったらその臭いが消えて、とってもいいワインになってる!
タンニンがしっかりしてるのが特徴だけど、酸もタンニンに負けないくらいしっかりしている。
この2つの要素がこのワインが瓶熟に向いている、と言われる由縁!
アリアーニコの香りの特徴は、煮込んだお豆の香り・・・な~んて私だけが思ってるんだけど、茹でたウズラ豆や小豆の匂いがする!
今日飲んだのは、Cantina di VenosaのTerre di Orazio(http://www.cantinadivenosa.it/)2008年と、GrifalcoのDamaschito(http://www.grifalco.com/)2007年。
どちらもアリアーニコ・デル・ヴルトゥレというDOCで、アルコール度数の高いスーペリオーレというタイプは、2011年のビンテージからDOCGに格上げされる。
Terre di Orazioは、当初はタンニンからくるほろ苦味がきつ過ぎ、数年経ってタンニンがまろやかになってからが飲み頃、という印象だった。それが抜栓約1カ月後、飲みやすい魅力的なワインに変身!
Damaschitoは、当初は還元臭があり、チョコレート等バリックからの香りが強かった。抜栓後1週間、ジャム系の魅力的なフルーツの香り、口に含むと心地よい酸と塩味、タンニンが感じられた。そして1カ月後・・・これも飲み頃のワインに変身!
どうなっちゃってるの???

教訓:アリアーニコを飲むときは、早めに開けてデカンターすることをお勧めしま~す!

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1年以上
からっぽ・・

と私が書いたら、何々?食べ過ぎて、食糧棚が底をついたの?って思われるかもしれないけど・・・
そうじゃない、私の全身の力が抜けて、からっぽ になっちゃったんだ!

何が起きたのって?
自分のことで恐縮なんだけど・・・
去年9月、イタリアの検察庁の翻訳の仕事をした。ページ数にして50ページ弱。日本語からイタリア語への翻訳。15日で仕上げる契約で、もちろん期日内に仕上げた。

検察庁の仕事だから、内容は細かくは書けないけど、供述書と銀行口座の動きが主な内容だった。

数年前にも、イタリアの裁判所の翻訳の仕事を引き受け、や~と2年後に支払ってもらったという苦い経験がある。
ところが、今回は4ヶ月後に支払いのための連絡がきた。
うれしい~と思ったのもつかの間・・・・支払われる金額を聞いて、
私は空っぽになってしまった。

208ユーロ

208ユーロ

208ユーロ

ワードではなく、日本からFaxされた資料をコピーしたものが原稿だったから、銀行口座の動きの金額も、全部ひとつひとつパソコンで打って行かなきゃいけなかった。
銀行関係の専門用語を正確に訳すために、知人を通じて、銀行で働いている人を紹介してもらった。
漢字で書いてある人名を何て読むのか、、、、、大変だったことは数知れず。

なのに、なのに、

208ユーロ

裁判所も検察庁も、仕事を受けるときにはいくらもらえるのか、教えてはもらえない。
2度と裁判所、検察庁の仕事は引き受けない、と誓った。

208ユーロ

侮辱された。
たぶん、私は受け取らないと思う。
こんな、はした金、もらうもんか!
1年以上
ふと気がつけば、1月ももう半ば・・・
大みそかのソムリエの仕事、だ~い満足!
映画にも登場したことのあるニューヨークのBlue Noteのミラノ支店での仕事。
お客様は170人ほど。6人のソムリエでサービス。
シャンパン、フランチャコルタ、ヴァルテッリーナ、ウンブリアの赤、ポートワイン、最後はモスカート。ウエイターたちがサービスする料理とタイミングを合わせて、ワインをサービスしていく。
生演奏もあり、お客さまも感じのいい方ばかりで、本当に楽しい仕事だった。
カウントダウンでは、私たちソムリエも自分たちのためにシャンパンを開けて乾杯!
日本じゃあり得ない???ソムリエがお客様の後ろで乾杯するなんて、ね?

12月にジャーナリストとして招待されて出かけたピエモンテのサルッツォ地方。ワインの生産地としてのイメージは薄い・・・それだけにジャーナリストを招待して、地元のワインを知ってほしい、という意気込みが。
黒ブドウのぺラヴェルガ(Pelaverga)が主体のDOC。このぺラヴェルガという品種、ランゲ地方のVerdunoと言う村でも栽培されている。どちらが先に栽培始めたか、ではいろいろもめているようだけど・・・・
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同じブドウからでも、土壌の差で出来上がったワインは全然違う!
Verdunoのワインは、ガーネット色がかっていてベリー系の香りが生き生きしている。このサルッツォのものは、ルビー色、香りは控えめ。早飲みタイプ。ロゼを作っている生産者も何軒かいる。個人的には、赤より、このロゼが気に入った。そんな中で一つの生産者は、バリックを使ってどっしりしたぺラヴェルガを作っている。デカンターした2006年をディナーでいただいたけど、ジャムっぽいフルーツの香り、ボディーもしっかり、生産者に値段を聞いてびっくり!  8ユーロ!! 10ケース注文するよ~~!

もうひとつ、Quagliano(クアリアーノ)という黒ブドウからもワインを作っている。アロマの華やかなワインで、同じピエモンテのブラケットによく似ている。とりわけ、甘口のスプマンテに仕立てたのは、パネットーネのようなドルチェと最高のマリアージュ。

初日の昼食は、Brondelloと言う村のLa Torreというレストラン。http://www.ristorantelatorrebrondello.com/
実は2年半ほど前にもこのレストランに来たことがある。シェフは日本人。この近くが、実はあのイタリアで一番長いポー川の水源地である。そのポー川で採れた鱒の燻製。
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自家製の鱒の燻製に、ぺラヴェルガのロゼを合わせる

昼食だと言うのに、次から次へと心のこもったお料理が出てくる。皆に好評だったのが、アニョロッティ(ラビオリの一種)を干し草と一緒に茹でたもの。干し草の何とも言えない香。冷めないようにと、バターで和えたアニョロッティが、これまた干し草の上に載ってサービスされてきた。
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この干し草、オーナー自ら、夏山に登って刈って来たんだそう!

2軒ワイナリーを訪問した後は、暗い中、クリスマスのイルミネーションで浮かび上がる美しいサルッツォの町の観光。
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                                  回廊の美しい中心街


ホテルは、旧市街、丘の上の元修道院、San Giovanni。http://www.sangiovanniresort.it/default.aspx
中世のシトー派の修道院だったところを町が改造してホテルにした。部屋数たった13。
中庭も美しいし、修道院が寝泊まりしたところが部屋に改築してあるのだけど、とてもおしゃれ。
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ロビーの天井のライト


ぜひお近くに行くことがあったら、お泊り遊ばせ!お勧めです。値段も良心的!

夜はサルッツォの町中のレストラン、Due Cavalli。生産者の方たちと一緒のディナー。何が美味しかったって、、、、ヤギのミルクの生クリームで作ったパンナ・コッタ! こんな美味しいパンナ・コッタ、2度と出会うことはないかも・・・
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一口食べてからシャッターを押した私・・・

盛りだくさんの一日。。。明日もハードスケジュールが待ち受けてる。おやすみなさ~い!!

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1年以上
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!!!

お正月より、クリスマスのほうが重要なイタリア。そりゃ、クリスマスは救世主、キリストが生まれた日ですからね。
クリスマスはスキー場のヒュッテの暖炉の前で盛りだくさんのお昼を楽しみました!
そして、山の家で26日に贅沢なディナーを堪能。

そして、イタリア人がドンチャン騒ぎをする大みそか。
我伴侶は仕事。そして、私は、ジャズ生演奏でチョ~有名なミラノのレストランのディナーでソムリエの仕事に行くことになりました!
ずいぶん前から、大みそかのディナーでソムリエしたい!って思ってたから、声がかかった時、速攻でOKの返事をしました!
で、後1時間ほどしたら出かけなきゃいけない。
だから、我が家の大みそかディナー(イタリア語でチェノーネ)はお昼に。
我が家のメニューのお披露目で~す!

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ボローニャソーセージとダイコンのジュリエンヌ、ザクロを添えて

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サルデーニャ産ボッタルガ(カラスミ)とセロリの薄切りに、トスカーナのエキストラ・バージンをかけて

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カステルマーニョチーズと紫オニオンのパイ

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フォアグラのパテとアブルッツィオの黒トリフ

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心をこめて作ったブロードに手作りのカッぺッレッティ

写真無し(撮るのを忘れた!)
ブロッコリーと海老

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定番コテキーノとレンズ豆

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自家製パネットーネ(粉を変えたら、今年はゆく膨らんだ!、上出来)

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ライチと10月のケニアを思い出してパッションフルーツ

ワインは、結構地味に(?) FerrariのスプマンテBrut。
でも、パネットーネに合わせて、ピエモンテのクアリアーノ(Quagliano)というブラケットに似たロゼの甘いスプマンテを開けた。
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知る人ぞ知る土着品種のクアリアーノ。これを飲んだことのある日本人って、10人いないかも???
ベリー系の香りで軽くて(アルコール度数5,5)スイスイ(?)飲めちゃう。
色も濃いめのロゼでとってもきれい!
ピエモンテはトリノの南、サルッツォが生産地。とは言っても生産者は10人といないかも・・・
2週間ほど前、このサルッツォにジャーナリストとして招待に預かって巡り合えたワイン。
次回、このサルッツォのこと、くわしく書くつもり!

さあ、仕事に行くぞ~~!
行ってきま~す!

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1年以上
トレント州のアンダロと言うスキー場で開催される賞金レースに行ってみた。
出場選手は、WCで活躍している、ズヴィンダル、ボディー・ミーラー(http://www.geocities.jp/girlstalk1231/olympic.html)、テッド・リゲティー(http://www.skinet.co.jp/ski-and-ski/work/Biography/Bio-M_Ligety.html)、インネルホーフ(http://blogmilanobaita.blog95.fc2.com/blog-entry-122.html)、バンク、スィモンチェッリ等々、素晴らしい選手が勢ぞろい!
まずは16名の出場選手の枠に入れる選抜レース。その後4回のレースで、予想外にズヴィンダル、インエルホーフ、ミーラーが落ち、ファイナル出場は5名に。
ゴール2旗門前にジャンプ台があり、展示されたアウディの真っ赤な新車を飛び越える、というコース!
この写真は優勝したリゲティがアウディを飛び越える瞬間!
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地元で期待されていたイタリア人、ボルソッティが素晴らしい滑りを見せゴール。彼が優勝すると皆が期待している中、リゲティーがスタート。完璧な滑りで、なんと、なんと100分の1秒差で6万ユーロを獲得・・・・
新鋭のボルソッティ、がんばった!でも、でも、たった100分の1秒差で6万ユーロを逃してしまった・・・
ゴールエリアにいたイタリア人、皆ため息・・・
でも、きっと彼には素晴らしい経験になったであろう。これをステップにWCで活躍してくれることを期待してるよ!なんたってまだ21歳!
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ゴールした後のリゲティー

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スプマンテを手にして笑顔(苦笑?)のボルソッティ。脇で慰めるのはインネルホーフ。

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インタビューを受けるズヴィンダル。サインをもらうのを待ち構えている子供たち(と言う私もメットにサインもらってルンルン!)

それにしても、初めて行ったアンダロスキー場・・・イタリアでもあまり有名ではないんだけど、どうして、どうして・・・
素晴らしいスキー場だった。雪も豊富だし、幅の広い滑りがいのあるモダンな長いスロープがいっぱい!
初心者でも楽しめるし、エキスパートなら、滑りごたえにあふれるゲレンデばかり。裏側のファイ・デッラ・パガネッラスキー場とつながっていて、頂上からは360度の景観。ガルダ湖まで見える!
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奥に見える雪原のようなのがガルダ湖。

キャビン、カバー付きのリフトで、寒さ知らず!
頂上にあるヒュッテ。お洒落だよ~!
スプマンテと生ガキ。
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5年間、アメリカチームがここをベースにしてトレーニングしてた、、、わかる!
2014年まではズヴィンダルを抱えるノルエーチームがここをベーストレーニング場として契約している。
イタリアにお住まいの方、ぜひ行ってみてください!
トレント北料金所から30分ほどの距離です!
http://www.paganella.net/

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イタリアより食とワインと山の魅力を

作者:ワイン・チーズを通してイタリアの食文化を知る

イタリアより食とワインと山の魅力を

1986年よりイタリア在住の筆者がイタリアのワイン、チーズ、食文化をご案内します。イタリアソムリエ協会のソムリエ、イタリア人にとっても難関のオフィシャルテースター(Degustatore Ufficiiale)、そしてイタリアチーズテースター協会(ONAF)の資格を持つ食のエキスパートです。

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