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イタリアより食とワインと山の魅力を

1年以上
ミラノの郊外にすごいレストランを見つけてしまった!

昨年、イタリアの2大新聞のひとつ、Corriere della Seraに紹介された店。。。。気になってその記事を取っておいた。
昨日の朝、ふと気になってインターネットで調べてみる。
我が家からは車で30分ほど。。。。
こだわりのお肉屋さんが経営している店。外観は今一つ。。。。。
HPのお料理の写真、どれもこれもとってもお洒落。。。。
お肉屋さんがやってるから、地味な店かと思ったけど、どうもそうじゃないらしい。。。。。

ワインリストに至っては、すごい、の一言! 誰がソムリエか調べたら、なんと知り合い!!
Tripadviserを読むと、賛否両論。。。
どうしようか、行ってみる???

お店に入って、まず度肝を抜いたのが、これ!

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解体した牛肉がぶら下がっている!!! 一瞬、本物かどうか疑ってしまった(もちろん、本物!)。

レストランの内部は、明るくて、広くて、お洒落!
一番奥は、こんな感じ。

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メニュー。
http://www.ristorantemacelleriamotta.it/images/download/carta_01_2013_ita.pdf


何にしようか迷っている間に、付きだしのサービス。

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トマトのコンフィが乗った脾臓のパテ入りミニサンドイッチ。フォアグラのムース。もう一つは、なんだか忘れちゃった。。。
できたての熱々のパンも来た。

ピエモンテ牛のボイルのミックスが目当てで来たのだけど、迷っちゃう。。。。
家人は、そのボイルセットを注文。

シャンパーニュが勢ぞろい、もちろんイタリアの貴重なワインも勢ぞろい、、、でもちょっと倹約して、ヴァルテッリーナのArpepeのSassella Stella Retica Riserva 2006を注文。

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最初、ちょっとアルコール臭が気になったけど、ネッビオーロならではのエレガントさを持ち合わせつつも、男性的なワイン。
 
家人がオーダーしたボイル肉セットは、ネルヴェット(脛のコラーゲンの部分を4時間茹でたもの)とフェンネルのサラダからスタート。

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ネルヴェットは、牛のアキレス腱を4時間かけて茹でたそうで、普通は、透明でしこしこしてるのに、これは、筋の部分も入っていて、うす~くスライスしてあって、とても上品なお味。添えてあるスライスしたフェンネルも、果てしなく美味しい。
私が注文した前菜は、コテキーノ(豚の頭や頬肉で作った腸詰)のフライにボイルしたキクイモが添えてある。
トピナンブールと呼ばれるキクイモ。茹でたのを食べるのは初めて。

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奥からワゴンを押しつつ登場したのは、こだわりの肉屋、ミラノ周辺で一番有名と言われる肉屋、そのオーナーであるセルジョ・モッタ氏。

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各テーブルをまわりながら、細かい説明付きで、ボイル肉を欲しいだけ、サービスしてくれる。
まずは、筋、タン、肩ロース。ソースは、洋がらしソースと、プレッツェ―モロを主体としたグリーンソースと、ちょっと辛みのあるホースラディッシュソース、そしてモスタルドと呼ばれるシロップ漬けのフルーツとマスタードシード入りの甘辛のソース。ソースの味も素晴らしく、自家製だって言うのがすぐわかる。

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セルジョオ氏は、家人にサービスしながらも、私が注文したビステッカのことも気にしてくれる。
我々2人に、同時にメインがサービスできるように、という気遣いがうれしい。

私が気にしないで、って言ったけど、彼のプロ意識が許さないようだ。
彼にとって、このボイル肉で一杯のワゴンは、彼の宝物であり、誰にも触らせない。彼自身がサービスする。

ビステッカが来るまでに、少しボイルも召し上がれっと言って、私にもボイルをサービスしてくれる気前の良さ!

おお、来た来た!私が注文したビステッカ!

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ピエモンテ牛を屠殺後、最低40日寝かした、お墨付きのステーキが、レアの状態で、熱々の石板に乗ってやってきた!
テーブルにさりげなく置かれたフランス産の塩と、シチリアのラグーザ産の、とんでもなく美味しい(レモンの葉の香り!)オリーブオイルが、肉のうまみを益々引き立ててくれる。

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家人は、サービスされたボイルを食べ終わり、腹ごなしの散歩も済ませ、さあ、第2段!
今度はコテキーノと頬肉、肩肉。
又、私にもサービスしてくれる。
コテキーノ!!! 豚の価値の低い部分を寄せ集めて作る腸詰なのだけど、シャンパンを入れて作ってるんだそう。口の中でとろけるこの美味しさ、、、、文字には表わせない。。。。

セルジョ氏は、石板にまだ残っているビステッカの脂身の多い切り身を見て、これはもう少し焼いたほうが美味しいからっと言って、その部分だけ厨房に持って行き、こんがりと焼き直して持ってきてくれた。

肉への、そしてこの仕事への情熱にあふれた人。。。
40歳ぐらいと思えるまだ若い彼。これだけ自分の仕事を愛していて、そして自分にも従業員にも厳しい人を見るのは、気持ちが良い!

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肉屋の2代目として生まれた彼。。。。お母さんは彼がお腹にいる時、サラミを食べ続け、出産する1時間前まで肉屋で働いていた!と笑って話してくれた。
レストランの壁には、彼の幼少時代の写真が並ぶ。大きな牛の手綱を持つ少年時代の彼のうれしそうな顔!
研修中の、一目で頑張り屋さんだってわかる日本人が、今日は解体作業をしたので、朝7時半から仕事をしている、と教えてくれる。明日の朝は5時起きだろう、と。
厨房で、お肉を少しでも粗末にすると、セルジョオに怒られる、とも。

メニューも、ちょっとこだわりがある。
前菜、内蔵や脳みそ、厨房で作る肉料理、炭焼きの肉料理、プリモ、付け合わせ、ドルチェ。

さあ、ドルチェだ!
家人のボイルセットには、こだわりの地元のジェラテリアの手作りジェラート3色盛りが付く。
私は、洋ナシのタルト。

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肉がメインのレストランだから、ドルチェ期待していなかったのに。。。。
こんなに美味しいドルチェ、食べたことない!!!
バターの味、程よい甘さ。。。。。

ミラノの町中には、大したレストランはない、と常日頃思っている私。
このお店は郊外だけど、車で、あるいは地下鉄とタクシーを利用しても行く価値あり。

まだオープンして2年しか経っていないけど、そのうち、めちゃめちゃ有名になること、間違いない。
値段も、とってもとっても良心的。
お肉が好きなあなた、、、、お見逃しなく!!!
イタリア中探しても、こんなお店、ここしかない!

もう24時間経つのに、まだこのお店の話をし続けている私たち。。。。

お店のHP、貼り付けます。イタリア語だけど。。。。
メニューも出てるし、ワインリストは、値段まで表示してある。
www.ristorantemacelleriamotta.it

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月下の蘭

1年以上

はじめまして。
GWに北イタリアに行き、5月初めにミラノで3泊します。
約15年振りです。
色々探していて、こちらのHPに辿り着きました。
紹介されたレストラン。
とーってもおいしそうで、是非行きたいと思います。
ありがとうございました。


1年以上
2日目は、聖人フランチェスコの地、アッシジを見学し、町中のホテルに宿泊。
小雨が降ったりやんだり、で寒い。。。明日の天気予報は、雨。。。。あ~あ。。。。
だって、明日は黒トリフ農園で、トリフ狩り+黒トリフ料理教室+ランチの予定なのに、雨じゃ、トリフ狩りの見学はできない。。。
夕刻、訪問先から、連日の雨でドロドロだから、トリフ狩りは無理っと連絡が来る。

3日目。ホテルの窓を開け外を見ると、曇り空だけど、雨は降ってない。
参加者の方々からも、できれば強行したい、との声が!
バスで30分ほどで、農園到着。雨が降り出す前に、と2匹のトリフ犬・モリーとペーぺと2人の好青年ファービオとシモーネと一緒に、黒トリフ菌を植え付けた樫(正確に言うと、トキワガシ)を植林した農園へ。
ここは、最近10日ほど入っていないから、絶対みつかるっと言われ、ワクワクしてくる私たち。
モリーとペーぺは、樫の木の間を駈けまくり、トリフの香りがすると、前足で掘り出す。

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小さな斧を持ったファービオが、注意しながら、根元を掘ると。。。。あった~~~!
黒トリフ!!!!

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見つけるとご褒美がもらえる。

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湿った土に覆われているし、寒いので、この時点では、香りはそれほど強くない(でも、トリフ犬は、それを探しだしちゃうんだからスゴイ)。
30分ほどで10個ほどは見つけただろうか・・・

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プール付きのアグリツーリズモも併設したお屋敷の1階で、料理はあくまでも趣味と謙遜するオーナーが、自ら包丁を握り、ポテトと栗のニョッキの実演。これでもか、っていうくらい黒トリフをわんさかかける。(ありえないよ~~~!)
赤々と燃える暖炉のお陰で外の寒さをすっかり忘れてしまってる私たち。
暖かい室内に、トリフの香りが充満してくる。
参加者もニョッキ作りに挑戦。皆、なかなかいい手つき!!

さあ、待ちに待ったランチ。
ワインは別料金だったのに、気前のいいオーナーが、地元の著明ワイナリー:ScacciadiavoloのRosso di Montefalcoを振る舞ってくれる。 いいのかな~?とこっちが心配になってしまう。。。

まずは、黒トリフづくしのアンティパスト:黒トリフペーストを塗ったブルスケッタ。ポルチーニと黒トリフを乗せたポレンタ。ウズラ卵のスクランブルエッグ黒トリフ添え。羊のチーズに白トリフとピスタッキオと蜂蜜を添えて。ツナのクリームに黒トリフ。

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プリモは、さっき実演してもらった黒トリフがけの栗とポテトのニョッキ。干した栗を水に戻して使った。そこにビオの山羊のフレッシュチーズベースのソースが添えてある。
お代わりはど~お?って聞かれて、つい少しだけ、って返事しちゃった。。。

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メインは、イノシシの赤ワイン煮込み。付け合わせは湯がいたインゲンとマッシュポテト。そのマッシュポテトの上に、黒トリフを、もういい!って言うまで削り続けてくれる。

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極めつけは、ティラミス!
量も多いけど、とても美味しい。
このティラミス、中に黒トリフリキュールが入っていて、なおかつその上に、スライスした黒トリフが乗っている。

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こんな贅沢、、、次にできるのはいつ???
その上、、、、オーナーは、地元以外ではなかなか手に入らないサグランティーノのパッシート(乾燥ブドウで作ったスイートワイン)までサービス。

結局ランチが終わったのは、夕方5時近く。

ちなみに、イタリアでは白トリフが有名だけど、白トリフが採れるのは、10月から1月上旬ぐらいまで。フランスで有名な黒トリフが、実は今日食べたのと同じもので、1月から3月までが旬。
この農園は、敷地が1200Haもある。今日私たちがトリフ狩りを見学したのは、植林したところだけど、丘陵地帯では、天然もののトリフも採れる。まあ、今日のお天気では、そちらには行けなかったから仕方がない。
トリフ犬は、生後2,3カ月から訓練する。最初は、音がする球状の入れ物にトリフの香りがするものを入れ、それを投げて取りに行かせ、取ってきたら、ご褒美の餌をあげる。慣れてきたら、トリフを地面の中に埋め、それを探せるように訓練するのだそうである。

後、3時間でディナーだ。。。食べれるんだろうか?
さあ、ホテルに向かおう!
ご苦労様~~!!! (一番苦労したのは、胃袋だった)

トリフづくし、、、、ご興味のある方、私宛ご一報くださいね。コーディネートいたします。
ご満足いただけること、保証付きです!!(お値段、内容ともに!)

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1年以上
日本から見えた議員さんに同行し、市役所への視察の通訳を2回、そして半年前からコーディネートをしていた食ツアーが終わり、一息。。。

6日間に渡る食文化ツアーの食い倒れ場面をここに再現!!
訪問したところは、全て私が食材の見本市等で探しだしたところです。
すべて当たりでした!

初日はグループはフィレンツェ空港到着。
即、ブルネッロワインを生産している一家が経営するアグリツーリズモへ。
夜9時過ぎの到着にも関わらず、ポーターサービスをしてくれ、部屋は暖かく、ベッドサイドにはミネラルウオーターのサービス。
小さな心遣いがうれしい。

翌朝は、自家製タルトの、イタリアならではの甘~い朝食を堪能し、いざ、飼育場へ!
イタリア一有名な豚・チンタ・セネーゼと、あのキヤニーナ牛を飼育、加工している。
それも、全て自家製の、有機栽培の飼料で育てているのだ!
あいにくの曇り空で震え上がっている我々も、生後1週間のチンタ・セネーゼの子豚ちゃん達を見て、大歓声!
首に白い帯(チンタ)があるから、この地方の名前、シエナの形容詞、セネーゼとくっつけて、チンタ・セネーゼと呼ばれる。

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キヤニーナ牛は生後2カ月を過ぎると真っ白になるけど、生まれたばかりの時はピンク色。

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彼らの成長に合わせて、餌の割合(穀類、干し草等)も変える、というこだわり。
バスで10分ほどの所にある直売場へ移動。
ちょうど、チンタ・セネーゼの腸詰を作っているところ!
機械を使うと、温度が上がってしまうから、ということでなるべく手作業で行うのが基本。
びっくりしたのは、腸詰の腸は、チンタ・セネーゼのもので、自家製(普通は、南米産の市販されたものを使う)。

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すべてのキヤニーナ牛は、市の認定された屠殺場で解体され、生年月日、屠殺日、性別等が明記してある。
2回の併設のレストランへ。
オーナー兄弟、彼らの息子・娘、従業員がサービスしてくれる。
まずは、チンタ・セネーゼとキヤニーナのサラミ、ハム、羊のチーズの盛合せ。有機栽培の自家製のオリーブオイルとスティックサラダ。

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我々18人は、長テーブルに座り、賑やかなランチのスタート。
おねだりしたら、できたばかりの腸詰も出してくれた。
トスカーナでは、豚の生肉を食べる。もちろん、新鮮で出所のわかるものだけだけどね。
その後は、シエナの名物、ピーチ。うどんのようなパスタで、日本人の口に良く合う。
ソースは、チンタ・セネーゼのミートソース。
これ、ミラノで食べたら(まず食べれないけど)これだけで30ユーロはするかも。。。

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ピーチを作るのは、ものすごく時間がかかる。レストランで、手作りのピーチを出してくれるところは、地元でもまずない! 機械で作るのが当たり前。
でもこれは手作り!!!
あまりの美味しさに、私はおかわり! (本当に、本当に美味しかった!)
こんなピーチに次回いつ出会えるか。。。。

メインはキヤニーナ牛とポテトの煮込み。メインはもう無理、って思ってた私だけど、柔らかく煮込んであって、素晴らしい味だった。

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地元の赤ワイン・ニービレ・ディ・モンテプルチーノ、飲み放題!
軽めで、ぐいぐい飲めるワインだ!
大皿にドカンと盛りつけられたフルーツ。エスプレッソコーヒーで締めくくり。
我らのバスのドライバーは、なんと、なんとキヤニーナ肉のステーキ用の肉を、11キロも購入。真空パックしてくれるので、私も1キロほど購入。

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この後1週間続く我らの旅のバスの冷蔵庫は、キヤニーナ肉で満杯でした。。。

これが第1日目。
これから続く食い倒れツアー、お楽しみに~~!

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1年以上
今日は、ウェンゲンでアルペンスキー・ワールドカップのダウンヒルのレースがあった。
TVにかじりつくように見る私。
結果は、イタリアのインネルホーフェルが完璧に近い滑りで優勝!
4400メートルのテレビの前でもドキドキしちゃうコースを彼らは2分30秒以内のタイムでかっとばすのだ!
ワールドカップのダウンヒルで一番長い、難しいレースをイタリア人が制覇! 
今シーズン、イタリア人は5レースのダウンヒルで3回、優勝してる!

以前はダウンヒルなんて、まっすぐ滑ればいいだけ! 度胸があるかないかの差よ!
と思ってた私。

でもスキーの練習仲間から、毎年、年末にイタリアのボルミオで開催されるワールドカップのダウンヒル、一度は見に行ったらいいよ!って言われていて、ついに実現!
12月29日。あのレオナルド・ダ・ヴィンチも浸かったと言われる温泉がある、ボルミオスキー場へ。
マドンナ・ディ・カンピーリオのスラロームでは、ゴール脇のチケットを買ったけど、ダウンヒルはゴールで見ても迫力に欠けるだろう、と思い、選んだのが、レース半ばにある有名なサン・ピエトロのジャンプの少し上のチュックという地点。
ここまでは車でたどり着ける。前もって、ホテル兼レストランであるBaita De Marioに連絡し、そこのテラスからレースが見れることを確認。
当日そこまで行ってオッタマゲタ!
車から降りた私の前に広がるコースに私は息を飲んだ。。。
テレビで見るのとは大違い。こんなコースを滑り降りるなんて、人間業じゃない!
ショックだった。。。
言葉を失った。

そして、私が選んだBaita De Marioは、なあーんと、なあーんとイタリア人チームの宿泊しているホテル。
コーチ、トレーナー、そして選手がすぐ脇を通り過ぎていく。
なんてラッキーな私!
こんな人間業とは思えないところをカッ飛ぶ選手たち、近くで見れば皆フツーの人。そして全然緊張してる様子はない。
その昔、私も富良野でダウンヒルのキャンプなんてものに参加したことがあったけど、スタート地点まで行くケーブルカーで私は手に汗かいてたっけ。。。

イタリア人選手ドミニック・パリスが前を通る。
“パリス! チャオ! フォルツァ(ファイト)!”
と声をかけると、うれしそうに笑顔を返してくれた。
この彼がその1時間後にこのレースのヒーローになるとは!

スタート前に選手は一度宿舎に戻るらしい。スタート時刻は11:45。
私の横をあのワールドカップのヒーロー、ノルウエー人のズヴィンダルが通る。
カメラを向ける私に気付いて、こんな素敵な笑顔を!

ズヴィンダル

2007年、ダウンヒルのトライのクラッシュで、半身不随になりそうな大けがをし、見事カムバックした彼。
NHKのミラクルボディーで彼をご覧になった方も多いかも。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB

ハンサムで、気さくで、本当にナイスガイなんだから!
世界的なスターで、それが証拠にモナコ王国のアルベルト2世の結婚式にも招待されちゃうような有名人なのだ。
そんな彼に、こんな笑顔向けられちゃうって幸せ(おいおい、単純すぎるぞ!)

このボルミオのレースは、大変テクニカルで、ここを制覇するのは、真のダウンヒラーのみ、と言われている。
昨日コースのゴール付近は雨だったそうで、コースは硬い。でもレーススタートが遅いので、太陽の当たる場所はバーンが少し緩んでくる可能性もある。

ベテラン選手が、ゴールした後15分間息が切れない、ともいわれる。
コース中盤にあるサン・ピエトロのジャンプがすぎると、足がよれよれになってしまうんだそうだ。
残りは気力で滑るのみ、とのこと。
なんだ、なんだ、ワールドカップの選手ってたいしたことないのね、なんて思っちゃいけない。
彼らは200キロのバーベルを軽々上げちゃうんだから!

フツーに見えたパリスも実は体重が100キロ以上だって。

イタリア人のトップバッターであるへールがベストタイムを出す。
ゼッケン10番のパリスの前に滑った選手がコースから飛び出し、レースが中断。
この彼、ミスしたわけではなく、足が萎えてしまってコースアウトしたのがわかる。

選手にとって、自分のスタートの直前に、それもダウンヒルのレースで、レースが一時中断することほど嫌なことはないだろう。。。
パリス・スタート。
このサイトから画面をクリックするとパリスのレースが全部見れます!

http://it.eurosport.yahoo.com/video/29122012/45/bormio-vittoria-dominik-paris.html

スピードに乗り、エッジを立て過ぎずに、後半で鋭いラインを狙いトップに躍り出る。

腰痛で苦しんでいるインネルホーフェルは9位。

オーストリア人ライケルがパリスと同タイムで優勝が2人。
たった0,01秒差(!!!)でズヴィンダルが3位。
0,02秒差のクローエルは、表彰台に上がれず4位。
2分近いこの難コースで、トップから、わずか0,04差で表彰台に上がれない、なんていう名レースは史上初めてである。

表彰式後のインタビューで、パリスは、今日の僕はインネルホーフェルより、クレージーだったよ。
後半で、足はよれよれだったけど、命をかけて滑った、とその喜びを語った。

2年前のパリスのダウンヒルのレースのビデオを見たけど、彼の成長ぶりは素人目でもわかる。
安定し、ハイスピードに負けない、素晴らしい滑り。まだ22歳の彼。2月の世界選手権が楽しみだ。

お邪魔したテラスのあるレストランで家人とパリスの優勝に乾杯! 
地元のヴァルテッリナのワイン、Mamete PrevostiniのSassella 2009年。

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下の写真は、レース後ホテルで選手たちの乾杯している様子。
真中にいるチェックのシャツ、白ズボンがパリス!
やっぱりデカイかな??

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この写真は、このホテルのマダムがわざわざ送ってくれました。ありがとう!
スキー場のど真中、伝統料理も美味しいし、値段も良心的、宿泊もできます。
ボルミオに行かれる方、お勧めです。http://www.baitademario.com/
朝、外に出たらそこはゲレンデ!


1970年代、イタリアの男子チームは、青い雪崩(ヴァランガ・アッズッラ)と呼ばれスキーレース界のヒーローだった。グスタボ・トエニやピエロ・グロスたちである。
今、このスピード種目もイタリア選手の集団は青いハイスピード(アルタ・ヴェロチタ・アッズッラ)AVAの頭文字で呼ばれている。
ちなみに青、ブルーはイタリアのスポーツ界のカラーである。

さあ、世界選手権まで後1カ月弱。
ガンバレAVA!!!期待してるぞ!


スキーのレースがお好きな方、機会があったら、ぜひぜひ本物のワールドカップのダウンヒルのレース、ご自身の目で実際に見てください!
テレビで見るのとは、全然迫力が違う!


1年以上
まだスキーのワールドカップのレース観戦の話は続くのだけど、どうしても今日は書き残したいことがある私。

昨年、2つの出会いがあった。そして、その出会いにもう一つ、昨日新たな出会いが加わった。

その一つは:

今から約30年ぐらい前、夏山のスキーのレーシングキャンプで、同じ釜の飯を喰った(いかにも私らしい表現!)人がいた。

彼女とは、1週間一緒にいただけだったけど、住所交換をし、律義な彼女からは毎年年賀状が届いた。

でもそのうち、連絡も途切れてしまった。

私の手元に残った年賀状。。。。なぜか気になった。

勤務医として出世した彼女の勤め先を見つけるのは、インターネットで検索すれば、簡単なことだった。

突然メールを送った私に、返事をくれた彼女。

それから何カ月かして、受信トレイの彼女のメールを削除しようか、と考えていた矢先に。。。。

イタリアで学会があるので、その機会に会えるかしらっとのメールが。

30年ぶりに再会。記憶力の悪い私は、当時の彼女の顔を覚えていなかったのだけど。。。

2日間、楽しい時が流れた。

まったく違う世界で活躍している彼女から、たくさんのエネルギーをもらった。

2012年も残すところ2カ月弱となった初冬。

イタリアに来る前の数年、仲良くしていた人が、私を探し当ててメールを送ってきた。

波乱の人生を歩み(当人は、そう思っていないかもしれない)、これからもっと飛躍しようとしている彼女と、その日から毎日メール交換が始まった。

毎日彼女から来るメールを読むのが待ち遠しくて、恋人同士みたい。。。

まだ、彼女には再会していないけど、いつかどこかで会えるだろう。

最後に彼女に会ったのは25年ぐらい前だった。

そして、昨日、幼稚園の園長先生からメールをいただいた。

なんとなくあの頃が懐かしくなって、昨年、幼稚園にメールを送ってみたのだ。

現在の園長先生が、今でも幼稚園連盟の理事をしていらっしゃる私の先生にメールを渡してくださった。

園長先生は84歳。私のことを覚えていてくれた。

心のこもった園長先生からのメールに涙がこぼれそうになった。。。

イタリアに何度も行ったけど、もう足が弱っているから、、、と。

先生、そんなことおっしゃらずに、又いらしてください。

ゆっくりイタリアを歩きましょう。

今日は、私の独り言でごめんなさい。
でもなんとなく書き残したかった。。。。。

イタリアより食とワインと山の魅力を

作者:ワイン・チーズを通してイタリアの食文化を知る

イタリアより食とワインと山の魅力を

1986年よりイタリア在住の筆者がイタリアのワイン、チーズ、食文化をご案内します。イタリアソムリエ協会のソムリエ、イタリア人にとっても難関のオフィシャルテースター(Degustatore Ufficiiale)、そしてイタリアチーズテースター協会(ONAF)の資格を持つ食のエキスパートです。

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